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フランス ブルゴーニュ-2




  この旅の道情報。画面内容が変わります。

この旅の旅心 ★★★★★★★7/10



2019-09-13 Chateau-Chinon - Autun



ブルゴーニュも後半に入った。モルバン自然公園は今日が最後です。



傾斜は緩いが峠を目指して登ります。林に朝日が差し込んで気持ちの良い走行です。



峠の標識とスマホのGPSで高度が随分違う。これは標識が間違っていますね。



二つ目の峠で遺跡に出会いました。看板の図を見ると随分と広い範囲にわたっての遺跡らしく博物館もあります。英語表示が看板にありませんから全てパスです。なんにも分かりませんもの。



自然公園の中にも牧場が広がります。ほんと気持ちの良い自転車走行です。

私は日本一周とか世界一周などと自転車で挑戦する気は起きません。一本の線で世界地図に軌跡を書くためには走りにくい道も、面白くない道も、危険な道も走らなければならないからです。そういう所は走らずに気持ちよく安全に走れるところを選んで走っています。



Autunの町に到着しました。今日は気温が高くボトル一本では水が足りませんでした。町でコーラを買ってがぶ飲み。ふう~う! 


2019-09-14 Autun

自転車休息日です。休息日でも朝四時半の起床は変わりません。まだ時差ぼけなのか二時ごろに一回目が覚めますが寝なおすと四時半までぐっすりです。



二連泊のこの宿は一泊40ユーロで朝食付き。清潔だし人気があるのか満室です。朝食ですが一同が大きなテーブルを囲んで食べます。食事の内容が素晴らしくて美味しいものばかり出てきます。クレープまで焼き立てが出るのです。満室人気のわけがここにありました。



洗濯やサイトのアップなどを朝方に片づけてサンドイッチのお弁当を持って町に出ました。メリーゴーランドを撮ったのですがフランスはちょっと大きめの町に入ると必ずメリーゴーランドがあります。国民性かなあ。



街角のショーウインドウを見てびっくり。本物の銃が並べてあります。フランスって銃が買えるのでしたっけ。

この後骨とう品屋に入って気に入ったものを写真に収めたら、女主人が血相を変えて出てこられ、消せと指示が飛びました。カメラを見せながら消したのを見てもらって治まりました。グアム島と沖縄で米軍基地を撮ったとき以来の消去命令でした。



旅の逸品です。モンベルの商品に珈琲のフィルターがあります。紙のフィルターは長期になると大量に必要ですがこれは繰り返し使えます。軽いし折りたたんで邪魔にもなりません。湯沸かし器とセットで有用な逸品です。



2019-09-15 Autun - Beaune



Autunの街を出る時。ついに見えましたパリが。そう遠くはないんだ。



今日も広い空とどこまでも続く牧草地。ブルゴーニュだからブドウ畑が沢山あると思っていたが、沢山走ったけどほとんどが牧草地です。それはそれで良いのですが。



小型プロペラ機が飛んできました。大好きなんです。エンジンのブーンって音が夢を掻き立ててくれるから。

ひと月からふた月の旅行中に三回くらい飛んできます。イタリアでは遇わないのにフランスは飛んでる。



Sullyにある大きなシャトーです。有名で見に来る方が多い。10時と12時に入れるようだけど、今日はJean-Lucと2時に待ち合わせをしているからパス。



ブルゴーニュも今日ともう一回走れば終わり。今日は60㎞でアップダウンを見越すと2時の待ち合わせにぎりぎりだから休憩を減らして走っています。



あと20㎞まで休憩一回で頑張りました。この標識を見た時点で2時に間に合うことを確認。



Beauneの直前で一面のブドウ畑に入りました。しかもその中をサイクリング道が貫いています。明日はJean-Lucとこの辺りを走ろうと計画に入れました。

Jean-Lucはカンヌからベルギーの首都に住む両親の家へ車で行くのに、途中で私と合流して1日遊ぼうという事になったのです。二人で泊まる宿で2時に会って丸1日一緒に過ごすのですが、中身が濃いいので明日に回します。 



2019-09-15 Beaun

BeaunでJean-Lucと待ち合わせをして宿に一旦入った。シャワーを浴びてから二人して旧市街へ繰り出した。



とても古い町で建物がしっかり保全されている中にも、写真のような可愛いレストランがあって、なかなか楽しい町です。



此処には病院ホテルが昔にあってそれが町の一番の観光場所なのですが二人してその屋根だけ映し込みました。Jean-Lucも入りたいような様子でなかったし入っていません。



無料で入れる博物館や教会に入ります。そんな仕草を見ているとJean-Lucも無駄にお金を使わない人なんだってわかりました。



教会も古くて立派なのです。でも人はとても少なかった。ろうそくの灯をじっと見ていると気持ちが落ち着きます。



質素なステンドグラスだけど、気持ちが吸い込まれるようでした。



町をくまなく歩いて公園にさしかかり、疲れたので私一人でベンチに腰掛けました。直ぐにこのご夫婦が隣に座られて話しかけてこられたのです。

日本をよくご存じで何度も渡日されていますがフランス語と英語だけを話されます。私の旅のことやご夫婦の日本びいきなことをいっぱい話しました。Jean-Lucも加わって私をフランス語で紹介しています。

旅での出会いって、ほんとに一期一会だなあって思います。あの一時間でこのご夫婦とはもう会えない。会えたことの嬉しさと、もう会えない寂しさが同居します。



Jean-Lucは料理人。どこへ行っても料理を追い続けていることが直ぐに分かります。持っているガイドブックと観光案内所で美味いレストランをしっかり調べたのでしょう。Beaunの名物料理二品を二人して食べました。エスカルゴは初めて。牛肉のワイン煮も初めて。飛び上がるほど美味かった。

普段、フランス語のメニューが読めないからレストランを避けます。Jean-Lucもそのことを知っていて私をレストランに連れて行こうとします。翌日もサイクリングを二人で楽しんで、昼ご飯にレストランへ連れてくれました。フランス料理って、ほんとに美味しい。

こんなして二人が寝込んだのは零時前でした。おやすみ!



2019-09-16 Beaune - Pommard - Volnay - Meursault 往復



Jean-Lucと宿を共にして迎えた朝、Beauneのブドウ畑を貫くサイクリング道を二人で走ることにした。



サイクリング用に作られた道ではなく、畑の作業用の道路を使っています。だから車も来ますが圧倒的に自転車が多い。



ブドウはピノノワール種です。飲んでいた頃にブルゴーニュのピノノワール種が一番好きで、レストランでも宿でも指定して飲んでました。



畑には収穫の人が沢山入っています。一房ずつ丁寧に摘み取っています。



Meursaultの村で若者が綱引きをした後、水をかけあって騒いでいます。収穫のお祝いのようでした。



摘み取ったブドウをトレーラーに積んで運び出しているのですが、なんと、私も乗ってるFJがトレーラーを曳いてるじゃないですか。



トレーラーに積むブドウの前で記念撮影。畑の主が撮影してくれました。25㎞のサイクリングですがこんな道は世界中探してもブルゴーニュだけでしょう。二人で走れたことが幸せです。




2019-09-18 Beaune - Dijon

ブルゴーニュの走行も今日で最後です。いろんな事があったBeauneを離れるとき、もう一度来たい街だと思いました。



街の近くはブドウ畑でしたが、しばらくすると牧草地です。両方とも素晴らしい景色だよねって自分で納得。



こんな小さな村をいくつ通り過ぎただろう。何の店もない村に人々は暮らします。不便よりも大切な何かがあるからここに暮らすのでしょう。



半分の道程を走り終えて小さな村で昼食の休憩をしたらそこは運河の村でした。標識を見るとDijonまで31kmとある。しかもサイクリング道。国道を走る予定だったけど車の来ない運河沿いのサイクリング道のほうが良いに決まってる。迷わず変更しました。



運河を舞台に船で遊ぶ。宿泊もできる大きな客船が何隻も停泊しています。デッキでは日差しを浴びながらワイングラスを傾けるお客さん。優雅だなあ。



運河は落差を上り下りするためのドックが必須で高低差のある地形ほどドックが多い。水門を挟んで船が入り水量をあげると上流へ船が行ける。水量を下げると下流へ行けます。そのドックにはレストランを併設している所もあってサイクリングの方々も利用します。



きちんと舗装したサイクリング道が延々と続きます。
いやあ、フランスが自転車優遇国だって痛感しました。



これでブルゴーニュ370kmのサイクリングは終わりです。雨が二日あったけど、それ以外は抜けるような青空の下。年齢相応の距離と昇降が心地よい後味を残した自転車旅でした。




2019-09-20 Dijon



Dijonは大きな町でトラムも走っている。綺麗な建物ばかりの町で繁華街へ出て土産物を探したけど、高級品のブランド物ばっかりで私には関心が湧きません。



綺麗な公園のベンチに座ってぼーーっとしていると眠くなってきた。今日は話しかけてくる方はいませんでしたが、隣に座っていた青年がベンチから立ち去るときに、フランス語で「この新聞読みますか」って聞いてこられました。と思います。

手振りで読めませんって言うと新聞を屑籠へ捨てて去って行かれました。物を大切にされる国民性がはっきりと表れています。いつぞやの住民図書館しかりです。とても良いことで感動すら覚えます。



料理のできる宿が少なかったから今日は昼めしにスパゲティー。ジャガイモとトマトとチーズを牛乳で煮込んだのがソース。今晩はステーキを焼きます。



量が多いのはわけがあって食品と言うのは重いのです。明日はTGVでボルドーへ移動。すなわち自転車の車輪の力は借りられず、自力で肩に全部かつぎます。すなわち重いものを無くしたいから全部食べてるのです。



輪行袋に入れるだけと言えども手間はかかります。この荷物を駅まで運び、乗り換えで運び、ボルドーで下車して運び。けっこうしんどい。

明日からの予定はさっぱりわかりません。Alexに任せっきりで何処へ行くかも宿も知らないのです。こんな旅ができるなどとは二年前には思いもしなかったこと。明日は記事のアップはできませんので悪しからず。


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