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フランス 南仏-1





  この旅の道情報。画面内容が変わります。

この旅の旅心 ★★★★★★★7/10




2015-09-02 出発

只今、関空に到着し十時過ぎのフランクフルト行きに搭乗します。
乗り換えてフランスのニースに降りてカンヌの宿に入るのが日本時間の明日早朝。現地は日本時間より7時間遅れ。
フランスでは一日の走行を終えて夕食後に旅日記を書いてアップする。日本時間の早朝に読めるようになるから遅れ無しの記事になる。

10月17日にこの関空に帰り着くまで、身体を壊さないよう、病気や故障に最大限の注意を払います。交通事故を避けるべき経験の処方を凝らして事故に会わないよう気をつけます。 では、行ってきま~す。





2015-09-02 関空 = FrankFurt = Nice = Cannes

関空での荷の預けっはすんなりと通過。フランクフルト乗換時の荷物検査がすごい。テロがあったからでしょう、むちゃくちゃ厳しく変わりました。検査待ちの行列が半端じゃなく乗り換え時間を過ぎそうでやきもきしたよ。

ニースでもすんなりと事は運んであとはバスでカンヌに移動して宿に入るだけ。と云う最後のところで問題第一号。
バスの切符を切符売り場でカードで買った。売った若い担当者は「三分後にあそこから出ますよ」と急ぎなさいと言ってくれた。

急いで乗ってバスの座席で発車を待っていると先ほどの切符売り場の方が息を切らして乗り込んできた。私のカードをかざしながら「忘れ物ですよ」と親切に届けてくれたんです。 カードを抜き忘れたまま乗ってしまった。もしも紛失物扱いになってえいたら手続きはややこしいし限度額の少ない別カードで旅を続けることになって大変だったはず。

先が思いやられるぞ。






2015-09-03 Cannes



写真の右の建物がカンヌの宿でキッチン付バスタブ付。空港バスを降りて三分、列車の駅も近くで便利な場所にある。

普通なら初日は自転車の組み立てから始めるが、訳があって買い物に出た。 出発の早朝に血圧を測ったら165と出て驚いて血圧計を持ってきた。関空でも飛行機の中でも低い数字が出たので安心していた。 今朝測ったら175まで上がってる。この高い血圧で走るのは怖い。血管が破れたら一巻の終わりだから。

持ってきた血圧計はニ世代前に使っていた古いものだから電池を変えてみてもう一度測り直そうと買い物に出たのです。



電池を変えても高い数字は変わらず出る。12回も測り直してみたが同じ姿勢なのに値がコロコロ変わる。上が177になったり134だったり、下も75から134まで無茶苦茶。 これは血圧が上がったのじゃなく血圧計が狂ったと読んだ。でもすごく不安です。安く手に入るようだったら買おうと思う。

ということで自転車を組み立てずにいたのは、このまま帰国するかもしれないから。明日に組み立てて少し走ってみよう。






2015-09-04 Cannes



電気屋さんの開店を待って血圧計を買ってきた。連続して五回測ったら上が140から155の範囲で下が85から95の範囲で安定している。

出発の前日までは130-80の範囲だったからそれより高いが、運動をためらうような値でない。上が160を常に超えるようだと思案するが、自転車旅は予定通りやる。帰ってからどうして急に上がったのかを調べよう。



三時間で組立完了。すぐに試運転に出た。



コート・ダジュールの海は曇天のせいでもあろうがそれほど綺麗じゃないよ。



街並みは小奇麗で明るい。それでいて重量感があるからいいですね。

宿の部屋にこもって故障した血圧計で何度も何度も測り倒した。やっぱり屋外に出て風に当たると気が晴れる。明日も試運転に街を回ろ。






2015-09-05 Cannes

こちらの時刻で深夜の2時とか3時に目覚めるのは七時間遅れの時差ボケで、目覚めたら起きてしまうことにしている。

起きる前の寝床で一番にすることは血圧測定。昨夜に寝る前には少しだけ高い血圧だったが五回連続して測ると四回が160を超えてそのうち二回は170を超えている。これは非常にまずい。 試運転どころじゃないとしっかり考えた。こんな血圧で不安を抱えながら走っても楽しくない。血管が破れたら言葉も通じぬこの土地でどうするのか。

やっぱり帰ると決めました。深夜でも日本は九時すぎだから全日空に電話して、帰国便の予約変更を頼んだ。一番早く乗れる便が9月17日にあった。即変更してもらった。

このカンヌに二週間もじっとしているのも、どこかで過ごすのも同じじゃないかと考えて予定のルートを走って、途中で列車で帰ってくることを思いついた。 9月14日まで予定のルートを走って、この宿に14日に戻ってくる。この宿が空いているか調べたら予約できた。14日以降の予約済みの宿をすべてキャンセルしている。運良く今からキャンセルしても違約金は発生しない日取りだった。

ということで旅の期間が一ヶ月も縮まったが、それで健康な状態で帰国できるなら充分。明日からの走行はゆっくりと身体に負担をかけないように走る。もしもの時のために英語だけど救急用の伝言を書いておく。 変更の目処がついた午後から街に出た。



朝市です。昼前だけど店も客も活気にあふれている。缶入りのオリーブオイルを二缶買った。



14日に到着する駅の下見。ありがたいことにエレベータに荷物ごと自転車を乗せられる。



日本ではCarrefourがフランスのスーパーとして有名ですがMonoprixのほうが人気がありますね。鮮度の良い魚介まで売っています。



骨董市をのぞいたあと海岸を散歩。コートダジュールの海も見納めか。いや、明日は海岸を走るんだ。





2015-09-06 Cannes - Frejus



朝7時半にカンヌの街から走り始めまた。こちらの夜明けが7時だから太陽はまだ低いのに海で泳ぐ女の人。寒くないのかなあ。



今度は潜水具を身につけた二人が海に入っていった。裸じゃないから寒くはないでしょう。





こんなきれいな海を見下ろしながら走っています。見下ろすということは自分が自転車で坂を登るということ。心臓が激しく動かないようにゆっくり登ります。



広い海を見ながら、爽やかな風を受けながら、寒くも暑くもない気温の中を走っていると、身も心も爽やかに軽くなります。
血圧のことを考えていて、こわばっていた身体が軽く柔らかになりました。





今日走った距離は46kmと長くなく短くなく。宿に入ってすぐに血圧を測ったら150-85で極端に心配する状態ではありません。





2015-09-07 Frejus - Le Flayosquet

サイトアップが遅くなったいいわけ。
三連泊の宿まで走ってきて自炊の用意をしていると、ベルギーから来たご夫婦が話しかけてきて、食事の後も話が続いた。
毎夕に記事をアップしてから寝るが昨夜は遅くなってアップせずに寝た。今、こちらは午前六時。これからアップする。



昨日は朝起きて宿に頼んでおいた朝食を食べに食堂へ。女将さんが笑顔の素敵な方で私に気を遣ってくれるのがうれしい。 窓の外を見ながら静かに朝食を摂っているとすごく落ち着いた気持ちになった。あたかも時が止まったようにさえ感じるゆったりとした時間。 この街は一泊でもうすぐ出るが予想に反して落ち着いて小奇麗な街だった。



古い教会も中は静か。参拝者が椅子で祈っている。



犬を連れて散歩する若い娘は普段の散歩道なんだ。



石造りの建物もどことなく落ち着きがある。





今日の走行途上に目ぼしく写真にするようなところはなかった。距離は43kmほどだが昨日の海岸と違って高速で走る車との闘いだった。





2015-09-08 Le Flayosquet



この宿に三泊します。朝風呂に二度も入って宿の朝食を食べた後に部屋の前でくつろいでいるところ。



くつろぎながら見えるのがこんな景色。車の通る道路は遠くで車の音は聞こえない。木々の葉を撫でる風の音だけ。昨夜は静かだったからぐっすり寝た。



洗濯を済ませると気持ちまで洗ったようでスッキリ。風も陽射しもあるからすぐに乾く。



これがキッチンで今夜はカレーライスをつくろかな。じゃがいもやにんじんを買いにいかなくっちゃ。



部屋です。写真の右には写ってないけどピザを焼く窯があります。

心配の血圧は今のところあまり高くなく、危険な状態ではない。どうかこのまま帰国するまで治まりますよう。





2015-09-09 Le Flayosquet



家から持ってきたカレールーで作りました。 ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、豚肉、お米500g、コーラ2Lをスーパーで買って七百円ですから材料としては安い。お米はロング米とあって産地はわかりませんがフランス産のようです。

ご飯がパラパラして食感とご飯の味が違いますが、立派立派なカレーライス。これからの旅でも作りましょう。



ご飯が余ったので玉子かけご飯にします。お醤油は家から持ってきました。



宿の庭で飼っておられるニワトリが産んだたまごです。女将さんが「どうぞ」って差し入れしてくれました。



今日は宿から一歩も出ずに、ひたすらのんびり。こんな写真を撮るのに助けなしでは苦労していたが



スマホをGPSとして使うための自転車用の台座。これをカメラの三脚代わりにすると抜群でした。



一日のんびりして寝ようかと云う時に女将が部屋へ来て「大変よ、あなたの次への道で崩落があって通行止めですよ」
慌てましたよ。代替ルートを女将に聞いたがGPSだけ見て走れるように準備がいる。たいへんだあ!






2015-09-10 Flayosquet - Comps-sur-Artuby



朝食に食堂へ行くと、女将さんが自作の地図にルートを書き込み、経由する町と国道番号を書いた紙を渡してくれた。
道を間違わないよう、夜なべして作ってくれたんだ。こんなにも親切をいただくとは思いもよらなかった。

別れ際に「着いたら連絡くださいよ」と最後まで心配してくれる。



こんな村を見ながらどんどん山を登る。



村の中を通る道。どことなくフランスの香りが漂う。



中間地点のBargemonという村でカフェ休憩。ゆったりしたなあ。



再び村を抜ける爽やかな道を通る。

走行した軌跡は、途中でGPSが動かなくなって再起動したので2画面です。GPS動かない時、すごく不安になったよ。





山の上は標高千米で下界より少し寒い。風邪気味をこじらせないよう注意しよ。






2015-09-11 Comps-sur-Artuby

今日は載せたかった写真を掲載します。写真と文は連動していません。

自転車休息日ですが、ほんとに小さな村でパン屋さんが一軒とカフェなど数軒の人口数百人と思う小さな村。だから歩き回っても一時間かからなくて記事にする写真もないのです。



イタリアは何度も旅して自分なりに特徴をつかんでいる。人の気心や食べ物や生活習慣。そんなイタリアの隣の国フランスは昨年に一週間ほど入っただけで今回が二回目。

どんなふうに違いがあるのだろうと、何につけ比べてしまいます。



人の話し方ですが、喧嘩を売っているのかと思うような激しい口調のイタリアに対して、もの静かという第一印象です。激しい口調も接するけど機会がすくない。



人の優しさを比べるのは失礼かもしれませんが、両国ともに親切です。フランス人はもっと冷たいと思っていた自分が間違いでした。



違いに気がついたのは色遣い。建物をどんな色に塗るか。フランスとイタリアでは違いますね。フランスは派手ではないが爽やかで明るく可愛い色。イタリアはもっと強い色遣いに感じます。



気候は南フランスは地中海性気候ですからイタリアの中南部とほとんど同じに感じます。真夏はどちらの国も暑いらしいです。



イタリアのバールと同じ感じの店が沢山あって市民はそこが社交場でありくつろぎの場になっていて、自ずと両国とも珈琲が美味いです。ピザ屋さんの数がフランスは少ないように感じますが。






2015-09-12 Comps-sur-Artuby - Frejus

週末に天気が崩れると週の前半からの予報だったが、直前まで様子を見ないと分からないので山奥まで登ってきた。



雨だけならまだしも雷雨で洪水の警報まで出てしまった。



ここから先の予定図一日目ですが峠を二回超えないと山向こうに降りられない。洪水ほどの雷雨の中を山道の一本道を進むには危険が伴う。

夜の十時を過ぎても予報は変わらないので大変更を決めました。二軒の宿をキャンセルして山を超えずに此処から下山します。



元来た方角に進路をとります。此処へ登ってくるときに通行止めで道探しをしたが、二度目の道探し。ちょっと慣れました。

キャンセルは運良く一軒は無料でもう一軒は28ユーロで済んだ。代替宿も麓の海岸で見つかった。



車がほとんど通らない素敵な道です。



ぶどう畑には鈴なりのブドウが成っています。



三回くらい小さな村を通りました。田舎の山の村はほんとに素敵です。






2015-09-13 Frejus

雷雨と洪水の警報は当たっていた。深夜から寝られないほどの雨。夜明けとともに写真に納めたのは窓の外で唸る稲妻を捉えたかったから。青く明るいのが稲妻の明かりです。



予定を変えなかったらこの雷雨を見ながら合羽に着替えていた。ぞっとする。

二度寝して昼ごろまで部屋でゆっくり過ごしたあと、洗濯しても乾かないだろうし何度も風呂に入った。こうしてのんびりするのも良いもんだなあと感心。



フランスの食べ物でパンが美味い。フランスパンも食パンも。どんな田舎へ行ってもパン屋さんで買うが、どこも美味い。

思えばベトナムを走った時もベトナムの道端で売っているフランスパンが美味かった。フランスが統治しいていたからね。

ニューカレドニアではパンも美味かったがベトナム料理店が美味かった。統治はそんなところまで影響するんだね。



たまごかけご飯やカレーライスを作ったお米はまだ残っている。きょうは焼き飯にした。たまご2個とサラミと野菜を具に味付けは塩と醤油。 自慢じゃないけどムッチャ美味いじゃないですか。パラパラご飯だから焼き飯にもってこいだしね。

お米の炊き方だけど、かったお米は小分けして茹で袋に入っている。そのまま鍋の湯で20分茹でて袋を切って出せば炊きあがり。 このスタイルのお米は重宝ですね。五百グラムが六十円で、たまごかけにカレーに焼き飯にと安い。






2015-09-14 Frejus - Cannes

この旅の最後の自転車走行日。



初日に走ったカンヌからの道を五十キロ戻ります。今回は五回走って総走行距離は250kmと短いのはしかたなし。





思いっきりクラッシックなトラックが道端に止まっている。持ち主は付近に見当たらないのに窓は開いたまま。思わず乗りたくなります。 写真はないですがシトロエンのC3など、古い車がけっこう走っています。それくらい大事にする人々に好感をもちますね。



沖の遠くを二隻のヨットがセーリングしています。気持ち良さそう。



フランス南部のこの辺りは赤茶けた岩が特徴ですね。山の中を走っていても道端の土の色がワイン色。



イタリアに負けず犬を飼っている方が多い。今日もカフェに入ったけど、客は三人とも犬と共に店でくつろいでいました。写真の犬は海が好きなのでしょう、この後、波に向かって入っていきました。






2015-09-15 Cannes



宿のベランダから見るカンヌの夜明け。すごい色と雲の動きです。

田舎に三泊した時にベルギーの夫婦とお喋りしているときに真っ赤に燃えるような夕日を見たんだけど、あいにく写真ないんです。この夜明けの色と雲はあの夕焼けを凌いでいる。



ストレッチ、朝食、朝風呂までは昨日までと同じ。今日からは走らない。

写真は掃除を終えたフロントのギアです。ここまでピカピカに磨きます。 自転車を分解して梱包するだけじゃないんです。分解しながら徹底的に掃除する。チェーンも外すしワイヤーも外す。完全分解です。家に帰ってやることを此処でやるだけなんですが。



自転車を梱包まで終えて午後から買い物に出かけた。宿の近くの五階建ての建物です。



屋上を拡大したのですが煙突がずらっと並んでいます。冬にはこの並んだ煙突から煙が出ますね。各部屋で暖炉かストーブを焚かれるのです。パリも冬の薪暖房がすごいらしく、空が曇るほどらしいですね。

走った道中で薪割りを何度も見ました。家々の軒先に薪を積んでいます。帰ったら新しい薪ストーブを燃やそ。





2015-09-09-17 Cannes

カンヌでの最後の記事を書いても、スマホの媒体が記憶しなくなっています。 何度も書きましたが編集した写真も記憶しませんので、やむなく、サーバーに入って直接更新しています。

2時間後の離陸便に乗りますので、帰国後にきちんと もどします。

では。

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