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街道自転車通勤・四方山話-6 ★★★★★★★7/10点 2009-05-31

仁兵衛と十兵衛の姿が見えなくなった。二人の嫁も長屋にいない。大津百町を一日かけて探した。百町というのは町名でなく百の町を指す。

船頭町で仲間に聞くと「何かから逃げたい」と云ってたらしい。鍵屋町で両替所の番頭に聞くと嫁の着物を形に銭を借りて行ったという。材木町の長屋へ行った。

仁兵衛の鍵のかかった木戸をこじ開けて入ると下手くそな字で貼り紙。「この度はかとけんの下ネタにされるのが嫌だから十兵衛共々四人で旅に出る」「行き先も帰る日も云わぬ。さらばじゃ」。

あ~あ、とうとう愛想を尽かされた。どうすんねん。

ここは北国街道東海道の分かれ道。今日で別れか街道か。

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