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まじめ話 江戸っ子 ★★★★★★★7/10点 2007-04-27

前回の東京は久しぶりに千駄ヶ谷から原宿を歩いたが、途中で歩いてくる若い女性に駅を尋ねた。

「ごめんなさい、原宿の駅はあっちですか」
「たぶん、そうでしょ」

と顔の向きも変えず、目も合わさずに素っ気ない応え。嫌だねぇ。
昔、江戸という立派な庶民文化があって人情も厚くて濃い良き時代。その全てを投げ捨ててしまった東京。膨大な経済活動が行われる場。それがあの若い女性のような、冷たく凍えそうな人の接し方に現れるんだ。東京は貧弱な心の人を作り出すには充分な環境を提供している。東京の人が全てそうだと言う訳じゃないが.......。

すれ違う車や単車から友好の声援をくれた台湾や、落雷から救ってくれた恩人が暮らすNZなど、自ら手を差し伸べて人と人が温かい関係を作ろうとする姿が大好きだ。

私は東京へ遊びに行きたいなどと微塵も思わない。そんな時間があったら、もっともっと楽しいところを選ぶ。東京で暮らす人も一週間の休暇ができたらどこかへ行きたいと思い、東京で遊ぼうとは思わないでしょう。それは、経済活動にとっては好都合でも、人が暮らすには良くない環境だということを、無意識のうちに感じているのですよ。

日本の首都東京。もっと心豊かな都市になってくれ。せめて目を見て話そうや。
  

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