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読者の方から悲しいメール。涙が出ます。ぜひ読んでください。

[宇都宮 齋藤さん]
加藤さんの「
自転車旅の安全」を読んでいましたが、そんな中、日曜日、時々森林公園で朝練を一緒にする渡邊君が森林公園の朝練中に自動車と正面衝突してしまい残念ながら事故死してしまいました。本当に残念でなりません。

事故現場となった森林公園の奥の古賀志林道は、本来一般自動車の通行禁止区域なのですが、近年の中高年の登山ブームやキノコ狩りなどで進入してくる車が後を絶たないのが実情です。

事故には色々原因がありますが、ほんの数秒でもずれていればと思うと残念です。運悪く事故で車の運転席かフロントガラスで頚動脈を切ってしまい出血多量による失血死が死亡原因のようです。

彼 も何年も何百回となく下っていたコースでしたがそんな日常の中でも危険はいつやってくるのかわからないものです。今年は雨も多く道路わきにはコケも多く中 央よりに走ったのか?道路脇にジャパンカップ直前まで放置されている道にはみ出している雑草が上ってくる車をセンターラインを越えさせたのか?色々理由が あるとは思いますが本当に残念です。

御通夜に行ったところお父さんは私の中学校の先生でした。直前に家を建て二人のお子さんと奥さんを残しこの世を去った彼!真面目だけがとりえの公務員の唯一の楽しみの朝7時までの自転車の時間!それが命取りになってしまうとは、悲しいことでした!


[加藤建三]
言葉がありません。読み進むうち「死なないでくれ」と思う間もなく無惨にも「死」の文字.........。

彼は自分が死んでいく姿をどう捕らえたのだろう。頚動脈を切ったらもう助からない。こんな事で死んでしまう自分がとても悲しかっただろう。怖かっただろう。噴出す自分の血を見て「まさか自分が」と思ったにちがいない。

子供二人と奥さんを残しての死。きっとお子さんや奥さんを思い続けたろう。「ごめん、ごめん」と云い続けたろう。意識がなくなるまで。

齋藤さんのメールを読んでから二時間以上考え込みました。昨日の朝もこのことばかり考える自分。目を閉じて手を合わせ冥福を祈りました。
亡くなられた方の死を無駄にしないためにも書きます。そして、自転車に乗る方の役に立つことだけを願って書きます。

あの事故の現場を想像で書きますが誤っていたら齋藤さんご指摘ください。

下りのブラインドカーブを時速六十キロ以上で下っていて、突然避けようのない位置に車が来た。ノーブレーキに近い状態で正面衝突。フロントガラスを突き破る速度で衝突し運転席まで突っ込んだ。運悪く頚動脈が何かで切れた。何百回も走られた道での出来事です。

彼はレーサーですから高速で下るのも練習のひとつでしょうが重大事故の大半は高速の下りです。レースの練習とはいえ命を落とすような行為はしてはいけない。亡くなった方を責める気は毛頭ありませんが、そうあって欲しかった。

日本で高速の下りを限界速度で練習できる場所はない。あっても一部のレーサーが使える施設でしょう。即ち、死をかけて練習することになるのが現状。亡くなった方も、高速で下りの練習を続ける方も、まさか、自分が死ぬとは思っていない。だけど死ぬのです。

ツーリンググループのレポートに今日の最高速度を書いておられる身近なサイトがあります。最高速度は下りで出るもの。高速の下りを助長するような記述はやめてもらいたい。

そのグループでは事故が何回か起きています。事故者にたいしての慰めは何方もしますが、その慰めで終わっているところが私は気にかかる。経験者の事故ですが、走り方に問題があるから事故が起きるのであって、他人が全ての原因でないはず。

初心者も参加されるのだから事故を起こさないために初心に帰って安全講習など開いてほしい。そういう機運になぜならないのでしょう。慰めあいで事故はなくなりませんよ。

私が書いた「自転車旅の安全」を読まれた方の中には「何を神経質な」と思われる方もいるでしょう。「自転車旅の安全」を読んでいない方もいるでしょう。それで結構ですが自転車で死なないでください。身近な人が死ぬのは嫌です。
死亡事故について読者の方からメールです。今日で区切ります。

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[宇都宮 斎藤さん]
一緒に走っていたわけではないので本当のことはわかりません。生死を分けそうな大きな自転車事故を自分でも経験しているので自分なりにこの一週間、現場を足で歩いたりしながら解析してみました。

まずはスピードは手前に大きな右ヘアピンがあり大きく減速し、そこからS字左、そして複合の右(事故コーナー)そしてすぐ左ヘアピンとなるので出ていても40キロくらいかと思われます。


でも逆を言えば40キロ程度でも死んでしまうのだなと思わされました。

想像の域を出ませんが自分なりに考えた事故の要因は以下の通りです

自転車側
1コントロール領域を超えたスピードの出しすぎ
2対向車がないと思いセンターラインに近づいたもしくは超えた
3登りを全開に走ったことによる下りの気の緩みによる注意力散漫
4門限時間による余裕がないことによる焦った下り
5レースを想定した下りの全開走行

自動車側
1進入禁止区域への進入
2手前のコーナーが斜度が急なためアクセル全開で入りそのままの勢いで事故のコーナーに進入そしてアウトに膨らむ。
3誰も走っていないと思われる静かな林道への注意力の緩み

環境的要因
1道路脇コケの増加によるアウト側を走りたくない状況
2道路脇の雑草の増加による道幅の現象
3近くに沢があるため対向車の音が消されてしまった。

色々な要因が重なって起きるのが事故だと思いますが家族、親族そして職場関係者、自転車仲間に大きく暗い影を落としてしまうのを強く感じました。

自転車は楽しい反面、危険であるのも事実かと思われます。 自転車側で気をつければ危険を減らすことができるわけですので彼の死を無駄にしないためにも考えながら走りたいと思います。

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事故について三日連続の話題になりました。私自身、落ち込んでいます。朝夕の徒歩通勤で英会話の練習に身が入りません。つい、事故の当人のことや原因やどうすれば良いかを考え込んでしまうのです。

区切りをつけます。投稿があっても預かります。これから自分にできる最大限の安全啓蒙をすることで、亡くなられた渡邊さんへの弔いにします。

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