楽言楽夢へ戻る

最初はグー

娘と孫は勤めが終わったら婆ちゃんに会いに来てくれます。

昨日はじゃんけんをしようって婆ちゃんを誘い、「最初はグー、じゃんけんほいっ」って言っても黙ったまま。孫が「パーって言ってみ」というと「パ」と言います。

そんなして上手く誘ってじゃんけん遊びになっているじゃないですか。ちゃんと意識も判断もしっかりしています。

昨日まではハイハイしてトイレにも行けました。何も食べないのだからいずれ行かなくなると思いますができる限りを尽くすのです。

幸せな最後を過ごしていると思います。

想いながら長浜日帰り

FJで帰ってきたからクレーンが使えないし山でも作業もなにもできない。道具とトラックをとりに長浜日帰りをした。

道中は婆ちゃんとの半世紀の思い出が巡った。出会ったころから今日まで出しゃばることは一切なく、自分を控えめにしか出さない性格は家庭を円満に保ってくれた。

実の母親が健在だったころに、そろそろ旅行も行けなくなるからとバリ島へ両方の母と三人で行った。フォーシーズンに泊まって料理はたらふく食べたし飲んだ。だけど二人は日本語しか使えないからタクシーで二人を案内させたが直ぐに戻ってきた。帰国は私が長居したかったので二人だけで飛行機に乗せたが、そんな海外旅行はこりごりになった様子だった。

娘も含めて両母親と五人でクアラルンプールへも行った。ホテルイスタナにあった鮨屋で築地直送のマグロを食ったのが一番喜んでいた。

長浜往復六時間は婆ちゃんや家族との思い出以外に浮かんでこなかった。全部楽しく暖かな思い出でほんとによかった。

お婆ちゃんと晩御飯



昨日は娘と孫二人が来て皆でお寿司をいただきました。娘が婆ちゃんが好きだったお寿司なら口にするかもしれないと伊勢丹でとびっきり上等の寿司を買ってきたのです。

婆ちゃんの枕元に皆が座って食べました。娘が一生懸命に食べさせようとしますが、やっぱり食べられないです。あんころもちも買ってきましたが食べません。食を採るという働きが止まってしまったのですね。

孫たちも娘も旅立つ婆ちゃんに明るく朗らかに接しています。顔を撫でて肌がすべすべだとか、髪をといたりしてほんとに和やかです。

婆ちゃんも問いかけに答えているから気分は良いのだと思います。

旅立ちまでの残り少ない時間をこうして過ごせるのが不思議に思います。ちっとも湿っぽくないのですから。

旅立ちの準備

昨夜に大津へ戻りました。婆ちゃんにとってこれが最後の長浜となりました。

四日前の朝に孫娘に南草津駅へ送ってもらってホームへ自力で移動し電車にも乗りました。長浜でも駅の陸橋を自力で超えて車に乗って長浜の家に着いたのですが、昨日からは家の中も歩けなくなって横になったままです。

二日前の朝からは何も食べなくなって水だけを飲みます。いつもはトラックで大津に帰るのですが寝かせてあげたいのでFJで帰ってきました。乗り降りもできなくなっているので抱っことおんぶです。帰る前にトイレに行かせましたが便意も無くしたようで汚れています。

家に帰っても二階の自室に行きたいと言いません。直ぐに横になりたいようで一階で寝たままです。

食がないので衰弱するばかりで、老衰のことをネットで読むと最終段階の状態だとあります。たぶん、今週か来週には旅立たれると思います。

来るべき時が来たという気持ちです。本人は意外なほどケロッとしていて死を全く意識していない様子です。それでいいのです。老衰の最後の状態は痛みも苦痛もないらしいから、一番幸せな時間を過ごしているのかもしれません。

あとは良い旅立ちができるように願ってやみません。

チーズケーキ



クリームチーズは豪州産の2Kgパックをママパンで買ったスーパーに並ぶ品の半額ほど。でも高い食材です。

タルトに乗せて焼きました。抜群の美味さですよ、これっ!

タルトにいろんな果実を乗せて焼きましたが、このチーズケーキが一番美味しい。

焼き菓子もどんどん増えてきてクリームチーズを扱えるようになると、もっと種類が増えます。

三十本の柱



建てる柱が三十本で昨日までに二十本を建てた。今日明日で全部建てたい。

手順が慣れてくると段取りも良くなって時間もかからなくなる。寸法精度も上がってきます。一方で疲れは溜まります。

今週は積もった雪を除雪しながら作業を始めました。好天に恵まれ気温も高く風もない中での作業は気持ちが進みます。疲れが溜まってきても完成に大きく前進すると元気が出ます。

そろそろ春が近づいて梅も咲きましたからブドウの芽吹きもひと月先です。三種のブドウが一房でも実を付けると、それはそれは嬉しいの一言。実りを目指してガンバ!

午前二時半の

夜半に目覚めてそのまま寝つきがなくなって起きてしまった。横になっているだけというのはもったいない気がして。

予報は冷え込みが厳しくないので二台の薪ストーブに薪を投入しないで寝たから二台とも消えている。やっぱり氷点下でなくても寒い。

二時半に起きてやることは火を焚くこと。暖まってくると気も和む。

今日の予定を考える。ブドウハウスの柱が半数建ったので今日明日で全部建てたい。昨日に仕込んだフランスパンを焼く日。焼き菓子の新たな挑戦がチーズタルト。これが楽しみだ。

でもね、正月以来体重が落ちていないのは焼き菓子を食べる量が多いから。節制しなさい。

終焉



零下の朝を何度も迎える時期になって、薪ストーブの暖かさが身に染みて有難い。婆ちゃんは特に火の傍を離れません。

長浜での筋肉の衰えを憂慮して階段を作ったけど、しんどいと言って使わなくなっている。大津では二階の自室へ行き来する目的があるから昇っているけど、やっと昇れてるという感じまで衰えている。

歩き方を含めて体の動きが衰退していく早さがすごい。昨日出来ていたことが今日にはできない。しんどいと言って横になる時間が増えている。

私たちにできることは全部やってきた。しかし手伝えることがなくなっています。これは自然の摂理として致し方ないことです。

雪かき



歩く路の雪を除けるのは一苦労。体力のある私でも一気にやると息切れがする。もっと年老いたお婆ちゃんだったらたいへんだ。

雪の重みって思っているほど軽くはありません。屋根から落ちてきた雪に埋もれて脱出ができないのは重いから。頑丈に作ったはずの鉄パイプのハウスもぐにゃっと曲がるほど重い。

降るときの舞う姿は優雅でも、積もると鬼のような塊りになる。

静かな雪の朝



寝るときはまったく雪の気配はなかったのに、朝方に薪を投入するときには五センチほど積もっていた。起きると二十センチに増えていた。

松の枝が折れるのが心配だから雪降ろしをし、車が埋もれないように通路を踏み固めた。今日は積雪だし日中も積もる様子なので屋外作業はできません。

風呂へ行ったり図書館で本を借りたり、こまごまと買物したり。一日落ち着いて楽しもう。

季節はずれ



二月の中旬なのにシイタケが発生した。十年近くやってるけど一番早い発生です。

先週に春のような暖かな日が続きましたから目覚めたのですね。発生しても育つかどうか。厳しい寒さがまだまだ来ますから。

自然の成り行きに任せる原木栽培ですから見守るしかありません。どうか大きく育ってください。

認知症の混乱

簡単な質問に答えてもらうことで記憶を蘇らせようと試みたけど混乱するばかりでやめました。

答えられないことに執着するようで階段トレーニングをやっていても気が散って停まります。認知の進行を止めたいけれど筋肉のトレーニングとどちらかを選ぶとしたら寝たきりにならないためには筋肉を優先したいのです。

これも筋肉の減少速度が早くて筋トレで追いつかない状態です。老化が一気に加速度をあげている感じで昨日できたことが今日にはできない感じ。お手上げなんです。

半年後と言わず来月にどんな状態に変わっているか、まったく予測できません。

柱を建てる



ブドウハウス再建の要に入りました。基礎の上に柱を立てて天井の構造材をのせていきます。

柱材三十本は倒壊したハウスの再利用。梁材は新調ですが基礎の大木も再利用で止めるボルトもほとんど再利用。

柱が建ったら屋根を張ってツルの誘導線を張れば秋の収穫期までに防獣網を張ればよいのです。

今日は雨で今週の真ん中は雪予報。進行はほんとに天気次第です。

電話番号

認知症クイズの問題を作っていて家の電話番号を思いついた。

「大津の家の電話番号を書いてください」と作っていながら、はて何番や?

自分自身が覚えてないじゃないか。それを婆ちゃんに書けって無理だよ。

使わないから忘れるのか、認知症で忘れるのか明確でないけど若い人でもありうる番号忘れの筆頭じゃないかな。最近はスマホだけで十分だから固定電話をやめる人も多いそうな。

公衆電話はなくなったのかと思っていたけどまだあるのですね。誰がどんな時に使うのか知りたいけど、自分は使わないらテレホンカードは持ち歩かなくなりました。残りがもったいないよね。

認知症クイズ



「一緒に住んでいた犬の名前を書いてください」「今日は何月ですか」「住んでいる大津の住所を書いてください」.............。

健常者なら直ぐに出てくる記憶内容を思い出してもらう頭の体操を始めました。おばあちゃんの消えていく記憶の脳部分に刺激を与えて認知症の進行を阻害しようとしています。

不思議ですね、住所が番地まできちんと書けるのに兄弟が九人いるのを六人だと答えたりします。消えていく順序みたいなものがあるのかどうか観察していますが、自分も忘れていく現象があるのですが消える事象は繰り返しますね。フランスの友人の住む町の名前はすぐに消えるのに友人のお母さんの住む町は忘れない。どうも記憶している脳組織の特定部分が退化するような気がします。

って、脳神経内科医になる気かいな。

認知症の進行

日に日に認知症が進行します。先週できていたことが今日は出来ない。今やっていることの訳が分からなくなっている。

階段トレーニングで一回昇ると手帳に記しを付けることができなくなっている。手帳に書かなかったり二三回分書いたり。昇らないで書いたり。なぜに階段の昇降をしているのかもきっと忘れていると思う。

朝に長浜に入ったばかりなのに夕刻に帰宅の着替えをして待っている。..........

付きっ切りで面倒を見ないと何をするか分からない。火の始末が一番怖い。一人にできなくなると生活を何もかも変える必要がある。困ったことです。

今日は祭日

私の生活に休日だから遊ぼうという意識がない。日曜だから体を休めようとか全く考えない。

今ならハウスを作るのも焚く薪を運ぶのも全部遊びの気持ちなんです。だから毎日が祭日や土日の遊びの日。

自転車旅行で毎日走ると身体が故障するので走らない日を作るけど、走っているのも体を休めているのも遊びの気持ちに変わりはない。

ビジネスを忙しくやっていたころは、たまに仕事を休めて空白の時間が欲しいと思ったことはある。それが休日だとすれば仕事の時間が少ない今は休日が無い。

休日の定義の問題じゃなくって、いかに充実した楽しい時間を過ごしているかが大切なことなのだよね。

景勝地を買う



長浜市の所有地を売却すると広報にあるので詳しく見ると綺麗な場所だよ。

湖北の湖岸は公園が続き湖岸の景観も保護されていて、その一角が売却地。五百坪ほどあって最低入札価格が140万円。イッパツで欲しいと思った。

長浜に入るついでに寄り道して現地を見た。松の林の中にあって竹生島も見える綺麗な場所です。何に使うか。住居も建てられるけど必要はない。物を置くだけにはもったいない。そうだ、キャンプ地にして焚火を囲んで遊ぶ場所にしよう。

と考えるのですが、まず140万では落札は無理だろうし、申し込みから落札まででも時間を盗られる。キャンプ地にするにも時間はかかる。

と、背中を引く力は強い。期限が三月初旬だからもう少し時間があるので考えます。滅多に手に入る土地ではないのは確かです。

一泊でとんぼ返り

昨夜に大津に戻って寝ただけ。今朝は朝食後に山で薪を積んで長浜に向かいます。

例年ならシイタケの原木の切り出し時期ですが今年はやりません。ブドウハウスの再建に時間を回します。

雨や雪の予報が少なくてハウス作業ができる時に進めたいからです。ガンバ!

基礎に時間をかけて



雨の合間を縫って基礎の組立です。

倒壊したハウスの基礎はブロックの上に木材を乗せただけでしたから倒れにも弱く台風の強い風だと浮き上がって飛ばされる可能性もありました。

縦横に組み木をしてボルト止めをしている最中です。水平と幅をできるだけ正確に組んでいます。

組み木の下に御影の柱石を置いていますが、基礎の組み木が完成したら石を組み木に吊り下げます。大風でもハウスが浮き上がらないようにするのです。アンカーを打っても田の柔い土ですから抜けるのですよ。

励みの手帳



階段を何段昇っているかを記録する手帳です。単純な動作を繰り返すから二十回とか五十回とか目標に向かって昇っていても何回目を昇っているか分からなくなりますから。

ブドウハウスを再建のために日中はほとんど家を留守にします。婆ちゃんは一日家にいるので百三十回の昇降を好きな時間にするように言って家を出ました。

お昼に帰ってきたらすでに百六十回もやっていました。夕刻に帰ってくると二百回やっています。

単純な動作だから嫌になってやらないかと思ったけど、こうも一生懸命にやってくれると嬉しいです。長く頑張ってください。

二段の階段



これが長浜の筋トレ階段です。

大津では生活のための階段昇降に加えて筋トレのために二十回の昇降を始めた。長浜は階段が急だから今までも二階には上がらなかったから実の階段を筋トレに使えない。

作るの大好き人間は大津と全く同じ寸法の階段を作りました。なぜ二段か。奇数は両足の筋肉を等しくトレーニングできないから二段か四段になる。四段は天井に頭が届くから無理。

今朝から始めていますが、いつまで続けられるか。本人も階段が上がれなくなると自分の生活ができなくなる事は理解しているので、やろうとする後押しになっています。

それでもできなくなる日は必ず来ます。その時は「ご苦労様でした」と褒めてあげましょう。

一日中の雨

屋外の作業は大きな石をハウスの重りにするのにユンボとクレーンで運ぶのですが、一日中の雨で手も付けられません。婆ちゃんが長浜での階段トレーニングをするための二段階段を工場内で作っています。

家に帰ってストーブの傍で本を読みます。中村哲さんの「ダラエ・ヌールへの道」を読んでいて雨の時間がたっぷりあるのでほとんど読めました。

中村哲さんの物事に対する考え方を、実生活の事象を元に紹介しておられるのですが、苦闘のなかでニッポンとは何なのか、国際化ってどういうことなのかを書いておられます。。

はっきり言って難しいことを書いておられて、一生懸命理解しようと努めないと読めない本です。どうしてこんなに難しい生活を続けられるのか不思議に思うほど難題の連続の中におられます。私だったらとっくに投げ出しているだろうと思う生活。

どうして命を懸けてまでアフガニスタンなのか、まだ理解できていません。二冊目もきっと難しい本だと思うけど読破します。

年賀状の返事

長瀬さんからメールが来た。年賀状の返事が今まで遅れてごめんなさいっておっしゃいます。

二人目の孫が正月に生まれて、てんやわんやしていますってある。マレーシアは引き上げて日本での生活は会社には週一の出社だそうな。だったら時間はありそうだけど忙しいんだね。

コロナには昨年の三月に罹患したそうで五日間で治ったらしくそれ以降感染の心配のない普通の生活だって。こんな方も身近におられたんですね。

何をおいてもご夫婦とも健康で過ごされていることを知って嬉しいです。返事書いておこ。

セッコク



蘭のセッコク(石斛)が咲きました。鉢を小さくしたので花が少ないですが、とても可愛くてきれいです。

買ったのがおよそ三十年前で、京都の事務所近くのホームセンターで見つけました。増やそうと思えば何鉢にでも増やせる育てやすい蘭です。蘭にも好き嫌いがあるようで河村君は欲しいと言いません。彼にはいろんな種類の蘭をもらうのですがセッコクは育てていないようです。

今年に葉をつける新しいバルブが葉を落とす二年先に花をつけます。蘭は花の命もとても長くゆったりとしたリズムの植物です。

96歳の筋トレ



階段を上がったところに置いたテーブルには時計とメモ。婆ちゃんが階段を一回上がる毎に時刻をメモに書きます。これで一日に何回昇降したかが分かります。一日二十回に満たないときは寝る前に不足分の昇降をして筋肉の退化を防ぎます。

山科に家を買ったときから婆ちゃんの生活部屋は二階にしています。即ち四十五年間階段を昇降することで足腰の筋肉を鍛えてきたのです。

昨日に長浜で朝の散歩に出ると十分もしないところで婆ちゃんが「しんどいから帰る」といいます。どこがしんどいかを言えないのは老衰の現象だと思うのですが、致し方ないと言えばそれまで。大津に帰ると二階の自室に上がらなければ生活できません。上がれないのは自分も困るとしっかり分かりますから、階段で鍛えようとしているのです。

長浜の階段は勾配がすこし急なのと直線階段で怖いから二階には上がらない。この際長浜でも鍛えられるように階段箪笥を作ろうと思います。大津だけの筋トレでは衰える速度に追いつきませんから。

連日奮闘

ブドウハウスの再建は雪や雨の日が多いにも関わらず順調に進んでいる。

曲がったパイプは昨日までに全てを切って再利用できる状態にした。基礎木材を地面に固定するのにパイプを杭として打ち込み中。今日には基礎木材を実配置できるところまできた。

基礎をしっかりさせて台風でもハウスが飛ばないようにしておく。基礎ができれば柱を立てて屋根の骨材を組み立て、屋根下地を張って波板を止める。

ここまでを二月の終わりまでにできれば上出来ですがブドウを雨に当てないことを考えると三月中でも大丈夫。

三月は春野菜の作業が始まるから忙しい。今年は冬の大仕事の椎茸の原木つくりは止めておきます。ブドウに集中です。

雪中行軍



小降りになった雪を見て朝の散歩に出た。直ぐに吹雪いてきて顔が冷たい。足は滑らないように登山靴だからがっちり歩ける。

雪を踏みしめながら歩くのは気持ちが良い。ギュッ、ギュッと軽い音を聞きながら道を見失わないように歩く。真っ白の世界は気持ちもまっさらにしてくれる。

舞鶴で小学校に通うにも深い雪や凍った道を歩いた。手がかじかんで霜焼けが痒かった。綾部で寮から高校に通うのも雪道を自転車で走った。滑って転んでを繰り返しながら。

雪は子供でなくても楽しい。コタツにかじりつくのも冬なら、雪の中で白い息を吐きながら遊ぶのも冬。

へ戻る