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テレビ



大津の居間にテレビを買いました。手のひら二枚分くらいのテレビです。十五年ほど同じ大きさのテレビを使っていたけど傷んで動かなくなったから買い換えたのです。

大津でも長浜でもテレビを見るのはかみさんと婆ちゃんだけ。私は嫌いになってから二十年ほど見ていません。見たいと思わないのです。

自分が見ないからと言ってかみさんと婆ちゃんに見るなと言うのは暴力的だから傷んだら買うのですが、大きな布を被せているのが私が見ていたころの大きなテレビで今は地デジになったから写りません。パソコンのモニターとして使っています。買ったのはその左下にある小さなテレビです。

テレビの何が嫌いかと言いますと束縛されるからです。笑いを無理に作ったり美味いを表情で作ったり、関心を強くさせるがために無理に作った番組にしていて、それを見続けるのが嫌なのです。

本を読むときは目で文字を追いかけて脳に入るために自分で加工します。読む力が要るのですが、それに見合う内容の本だと必死になって読みます。

テレビの前で只々ボーーっとしている自分が情けなくもなるのです。昔は酒を飲みながらテレビの前でボーーっとするのが幸せだった。今はそこに幸せを感じなくなったのです。

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