楽言楽夢へ戻る

イースト菌



生イースト菌です。500gで430円と意外に安い。

山食パンをパン焼器で焼いて食べるようになって五年以上になるが、好みのパンに仕上げる工夫は絶えない。

入手できる小麦粉の性質と風味は随分と分かってきた。砂糖や塩の副材料の量も定まってきた。

ドライイーストは日清のカメリアしか使ったことかなくて、生イーストに挑戦です。

フランスで毎日食べるパンを村のパン屋で買いますが、フランスのパンは世界一美味しいです。

美味しいけどパン屋毎に味や風味や固さが違います。このパン美味しいと思っても旅だから二度と買えないのが残念。

その点、自宅のパンは毎日だから、、、。

樹木希林

まだ変な時刻に眠くなったり、朝は起きにくい。寝坊です。



樹木希林が旅行中に亡くなった。早すぎると直ぐに思ったが彼女の癌はそれほど進行していたんだ。

その体で春にカンヌの授賞式に出てるんだから立派です。

朝日新聞に宝島社の全面広告があって「あとは、じぶんで考えてよ」って、彼女の言葉がいくつか載っている。

貫太郎一家のテレビを見たのが最初だと思うけど、なぜか彼女の言動が自分に響いていた。だからカンヌの賞をもらったとき、ほんと嬉しかった。

貴方の生きた人生は終わったけど、貴方の残した痕跡は消えずに長く人々に愛されます。どうか安らかに眠ってください。

長浜の台風被害



神社の大木は切り口の直径1.5mはある。この大木は樹齢300年くらいでしょうか。高さが30m以上の三本もが倒れた。



石の鳥居が風で落ちた。残骸を片付けてあるけど落ちたままだと怖いくらいだろうな。



シートで囲われているのが土蔵。その屋根が吹き飛んで落ちた姿。高畑町だけで土蔵の屋根が三棟も飛んだ。



左端の生木が風で折れた。直径40cmの杉の大木を折るにはどれ程の人力が必要か。



垣根の屋根は飛んでありません。杉の皮を丁寧に貼ったけど一発で飛んだ。



我が家の瓦もめくれました。高畑町で瓦が飛ばなかった家のほうが少ない。ほとんどの家が飛ばされた。

高畑町に被害が集中しています。

Marthaからのお礼

80歳のお誕生パーティーに私が参加して、ハーモニカの演奏や歓談で喜んでくれたMartha。ご本人からお礼のメールが来ました。



フランス語は全く読めないからGoogleの翻訳に頼るのですが、フランス→日本の翻訳は何のこっちゃと思う無茶な翻訳。だから一旦英語に翻訳します。



あの方の話術は素晴らしいと現地で何度も思ったけど、お礼のメールひとつをとっても素晴らしいですね。

なんて返事を書くか。英語の力不足をまざまざと感じた今回の旅。もっともっと勉強しなくてはと思います。思うだけじゃなくってやりなさい。

帰国一番

カンヌの宿から自宅まで全て無事に進んだ。

この旅は雨風寒さの自然の厳しさはあったが、野宿も避けたし事故も皆無。忘れ物もなく何も失わなかった。たいへん優良な旅でした。



出発前日の台風で桐生の山で大木が倒れた。倒れて屋根が潰れた事はメールで知ったが見るのは初めて。



車は潰れなかったけど倒れた木を伐り出さないと車を出せない。写真の左に軽トラを入れているがそれも使えない。

今日は朝から長浜へ行って倒木処理用にクレーン車を運んできます。長浜も大変な台風被害のままですが、どんなでしょうか。

2018-10-24 Cannes

街へ出て土産の買い物は自転車がないから徒歩。リュック背負って宿と街を二往復。十キロくらい歩いたよ。



土産もバッグに入れて重量制限ギリギリ。写真の四つ合計が60kg。

空港までバスだけど、バス停まで運べるかなぁ。

長い間、旅日記を読んでいただいて有り難う御座いました。二日ほど更新できませんが、悪しからず。

2018-10-23 Cannes



距離1000km。きつい登りも雨の中も黙って頑張ってくれたコルナゴ君。ご苦労様でした。

自転車の分解と清掃は丁寧にやる。悪くなった処がないか、しっかり見てやります。



港へぶらっと行ってみた。クラッシックなヨットが出ていくところ。ピカピカに磨きあげてあります。

帰ったら乗ってやりなさいよ。



浜風を頬に受けて只々風を感じていると、自分の体も心もフランスに馴染んだとつくづく思います。

このままフランスに住んでも、何のひっかかりもなく居そうです。

2018-10-20 Avignon



昨年もアビニヨンの散策はしているが違う道を選んで見て回った。大聖堂はやはり迫力です。

アビニヨンの街は大きくて人通りもたいへん多い。なのに先日のパーティーで一緒だった方に偶然に会った。

歩道を歩いていると、すれ違った女性が後ろから「Kenzo-」って大きな声で呼び止める。まさかと思いつつ振り返ると、、。



偶然にしても、なんでやねん!



今からこの方の家に遊びに来いと誘われたけど、次に来たときにって、名前と住所を手帳に書いてもらった。

大聖堂の上に綺麗な庭園があることを教えてもらって行った。

庭園からはローヌ川の向こうに昨日まで走った地が見えた。ひとしおです。



ベンチに座ってローヌ川の風に吹かれていると、眠くなってきた。

もう気の張ることは何もない。柔らかな日差しと爽やかな風に吹かれていればいいんだから。

2018-10-19 Orange - Avignon

今回の自転車地図はこちら





前日のOrangeの朝市。けっこう大きな市でトリフも売っていた。オリーブオイルを買おうとしたが高すぎるのでやめた。



今日がこの旅の最後の自転車走行です。



地平線までつづく葡萄畑の中を走ります。



シャトーという名の村が広大な葡萄農園の中に現れた。旅行者が立ち寄って食事を楽しんでいました。



村で見かけた面白い人形。フランスにはこういうお洒落な作り物を沢山見かけます。



アビニヨンに近くなって車が多くなると予想してたのが外れ。最高のサイクリング道です。



アビニヨンに到着です。9月に走り始めて一月半の長旅。事故も怪我もなく走り終えて、本当によかった!

お疲れ様でした。

2018-10-16〜17 Sablet - Orange

今回の自転車地図はこちら



パーティーに合わせると、全コースの真ん中を最後に走ることにした。



走ったのはアビニヨンの北。三回に分けて走ります。



みんなと別れた日は雨が振りだして写真なし。宿での料理です。

日本にはないキノコが美味しそうだったのでレンズ豆の煮込みに使ってみました。



Jean-lucにスープのレシピを聞いて日本で作ったことがあるので、そのまんまだけど、二三食分作って持ち歩くのにスープでは扱いにくい。



盛り付けられるくらいまで煮詰めました。

塩だけの味付けなのに、たいへん美味です。

こういうフランスの食材や果物を食べて美味しいと、歓び倍増です。



小さな村が山裾にあるので登ります。山の峰がノコギリみたい。



手作りの陶器屋さん。可愛いボウルが気に入ったので買いました。もう終わりに近いから重くてもいいのです。



平野を走ってますが延々と葡萄畑。フランスってしっかり農業国だね。
今回の自転車地図はこちら



シャトーでのパーティーは夜の十時頃まで続いた。私は遠方から来た人と共にAlexの別荘に泊めてもらいました。別荘はシャトーから車で小一時間の葡萄畑の中にあります。

その夜は遅かったから寝るだけでした。朝起きて驚いたのは沢山の方が泊まっていたのです。



Martaが皆からのプレゼントを開けていきます。お祝いの手紙を読みながら、皆がMartaを囲んで共に喜んでいます。

私と親しくしてくれた方々との写真が続きますが、文章は出来事の感動を綴ります。



Alexは母親の80才を、ほんとうに感謝の気持ちを込めて催したのが、だんだんと強く分かってきました。



母にたいするAlexの愛情は、ほんとうに素直な気持ちを表しています。彼が今できることの全てを実現しているのです。



自分の知人や友人、母親を交えながら喜びの気持ちを皆と響かせあっています。それがとても素直な笑顔になって人々は見つめ会うのです。



私は、こんな人々の喜びかたを見たことがありません。こんな素直な笑顔で見つめ会う人々を見たことがありません。



なんて素晴らしいことなんだと涙さえ浮かんできました。



あとで気がついたのですが、私の写真の表情は回りの方々の素直な笑顔に染まって素直な笑顔に変わっています。



この日も近くのレストランを借りきって昼食パーティーでした。近くに住む方も戻ってきて四十人ほどの会食です。



Martaは一人一人に自分の嬉しい気持ちを語っています。皆さんも昨夜と同じように気持ちを響かせあっています。



この日の夜も私は別荘で寝ました。泊まる人は十五人くらいに減りましたが、Martaは皆と熱心に語り合っていました。



夜が明けて朝食を共にしたあと私は旅の続きに戻ることにしました。

自転車の回りを泊まった方々が囲み、別れを惜しんで抱擁の挨拶を熱く熱く交わしました。

私を囲んで見送る人々に、日本語のなかで「Sa-yo-na-ra」という言葉が好きなことを伝え、皆で合唱して覚えてもらったのです。

手を降りながら「Sa-yo-na-ra」「Sa-yo-na-ra」と見えなくなるまで声が聞こえて、、、。

私は一人になっても涙が止まりませんでした。
今回の自転車地図はこちら



アビニヨンでJean-Lucの車に乗せてもらって小一時間の田園地帯にあるシャトーに入った。

Jean-Lucの友人Alexは母親Martaの80才の誕生祝いに友人のこのシャトーでパーティーを催すと早くから決めていた。



午後になってパーティー参加者が集まってきた。なんと70名も来られるという。「なぜ?」って一番目に感じました。

Alexと私は昨年にお会いして何度かメールの行き来がある。今回の旅でアビニヨンの近くを走ると知った彼が私をパーティーに誘ってくれたのです。



シャトーの中には教会もあって、そこで演奏や歌でお祝いの気持ちを表す催しから始まった。若い孫夫婦のデュオ演奏です。



打楽器と弦楽器を使って民謡のような歌。この方はプロだと思います。



四人での演奏と歌。ピアノ、ギター、ハーモニカ。みんな演奏が上手くてプロですかって聞きましたが、そうではないと言われる。



とても80才には見えない若いMarta。息子のAlex。二人が一同への挨拶です。

母の誕生祝いにシャトーを使ってまでというのが「なぜ?」って感じた二番目でした。



ほんとに綺麗な曲が続きます。



いよいよ私の出番。ハーモニカでLet it beを演奏しました。自分で言うのもなんですが、堂々と上手く演奏できました。



思いっきり大きな拍手と声援が帰ってきて、なかなか拍手が止まなかった。とても嬉しかったです。



Martaが壇上に上がってきて、フランス特有のあの抱擁の挨拶で気持ちをいただきました。実はこのとき私は震えていました。



演奏会のあと、広い庭とシャトーの中を使っての立食パーティー。すごく華やかで皆さんの笑顔がとても素直なことに気がつきました。

フランス語の通じない私に、積極的に英語で話しかけてくれます。自転車で旅行していることや高い山にも登っていることに強い関心を持たれますし、ハーモニカと日本がイメージでひっつかない事も話題です。

最後に花火で締め括られたときに、誰からともなく日本の誕生祝いの歌を聞かせてくれと言われました。

思い付きませんでしたが、乾杯の歌を歌い始めました。途中で歌詞を忘れて歌が止まります。七十名の方々が一瞬シーンと静かになって、そのあと全員の笑い声が庭に響きました。

笑い声がいつのまにか私への握手に変わっていた。ほんとにほんとに楽しい一日を過ごさせていただきました。

2018-10-12 Perpignan

今回の自転車地図はこちら



海老蔵の真似をしてみた。自撮りの距離を稼ぎたかったのだけど、これくらいの距離があると粗は隠れやすいなあ。



四日連続走行のツケは洗濯や整理で忙しい。この街に一日だけの滞在だから街歩きの時間は無いのだけど、マルシェに顔を出した。



本気で食べたかったけど、一人で一個は無理。しかし日本と全く同じじゃないか。



自転車の土産に続いて欲しかったけど、やめた。

明日の朝早く列車でアビニヨンへ移動です。Jean-Lucの友人で昨年にブラジルを自転車旅したAlexのパーティーに呼ばれているのです。

パーティーのあとAlexの家に二泊。そのあとJean-Lucとサイクリングします。

なんだか面白い風が吹き始めたなあ~。

2018-10-11 Cucugnan - Perpignan

今回の自転車地図はこちら



後半走行の最終区間です。事故なく走りきろうと誓って出発。



泊まったCucugnanは人気のある村なんですね、歩く人が少なくなかった。小綺麗なのと、次の写真のケルビス城の村なんだ。



カタリ派が最後に抵抗して敗北した城と読んだけど詳しくは知りません。とにかくこんな険しくて高い所によくぞ作ったもんだと歓心。登れますけど遠慮した。



城の峠を越えたら、思いっきり綺麗な景色。昨日は雨だったから見えなかっただけなのか。



三台のバギーが派手な音で上がってきた。楽しそ~!



なんか遠くまで広々と景色が見えるって、久しぶりやなあ。



Perpignanまで三十キロくらい、ずっと葡萄畑。延々と続くこの道は葡萄街道と書いてあった。

しかしものすごい量のワインができるんだ。全部人が飲むんだよな。



Perpignanの宿から見る街。ここは都会です。

前半も後半も事故なく故障なく、無事に走り終えました。私とすれ違った車の皆さん、ありがとう!

2018-0-10 Rennes-les-Bains - Cucugnan

今回の自転車地図はこちら



今日明日で後半の走行も終りです。と言っても第三部がありまして、このあと前半と後半の中間部を走ります。



夜中に雷がバリバリ鳴っていた。天気予報は雨。先日ほど条件が厳しくない今日は雨でも走ると決めていた。この岩山を撮ったのが出発30分後で霧雨でした。



分厚い雲が下がってきたので完全な雨装備を着用。



晴れてたら素晴らしい光景でしょうね。雲が重くのし掛かってきました。これも綺麗ですが。



本気の雨です。思えば五年前からコルシカ島や南仏を三回も走って、フランスでは一度も雨に会ってない。初めての雨です。



雨をとことん嫌う人がいますが、私はそれほど嫌いではありません。好きではないですが。

本降りの中を三時間走って宿の村だと思って撮った写真。宿は六キロ先でした。ナビのスマホを雨から守るためにカッパのポケットに入れてるから、見られないのです。



到着まで本降りだつたのに、濡れたものなを干して着替えたら雨はカラッと上がった。散歩したけどCucugnanって小綺麗な村だよ。



面白そうな小物を売る店みっけた。三つもお土産買ってしまった。写真は後日。
今回の自転車地図はこちら



ルート変更前の区間ですが、到着地は同じ。

雷雨の中でも走れるように短距離にしたので、出発も早くない。



夜中は雷がバリバリ鳴っていた。夜が明けた外は雨。窓を開けると冷たい空気が流れ込んでくる。予定を変えていなかったらこの冷たい雨の中を出発しています。

この時点で変えて良かったと思いました。



十時半の出発時には雨がやみました。カッパは寒さのために着ています。写真は民家の煙突からの煙。薪ストーブを焚くほど寒い。



お昼には青空がでました。私が頼りにしている天気予報はあてにならんなあ。



2時過ぎには宿に入った。此処は温泉地。日本の温泉地と全く違って水着を着けて入るらしい。私は部屋のバスタブに裸で入るほうが良い。寝るまでに二回、朝一回。

朝風呂サイコー!

2018-10-08 Carcassonne - Alet Les Bains

今回の自転車地図はこちら



予約支払済の宿を捨てて今日明日のルートを変えました。上の線が計画ルートで下が変更ルート。マーカーは泊地。今日の走りで距離を稼ぎ、明日を短距離にできる宿のあるルートに変えた。

変えたわけは天候です。明日の降水確率90%で雷雨。おまけに気温がぐんと下がる。



高度図は計画の二日目でこの四十キロの間に民家数軒の村が一つだけ。車はたぶん通らないと思う。時間にして四時間。

標高700mはなおも気温が下がる。



ここからの写真は文章と同期しませんが、変更ルートも気が晴れるようなところで、その写真です。



私は計画を変えることを仕事でも遊びでも簡単にやります。柔軟に変えることで無理がなくなるから結果は良くなる。



今回のように危険が伴わなくても、気に入った地で思ったよりも楽しい時など「もう一泊するか」って計画を変える。気ままな変更だけど「一旦決めたら成し遂げる」なんてゲンコツ頭は面白くないです。



何事にも柔軟に向かい合うというのは、自分に対しても謙虚になると云うことじゃないかな。

2018-10-07 Carcassonne

今回の自転車地図はこちら



上空から見た Carcassonne Cite 。Googleから拝借です。

フランスで観光に訪れる場所として、モンサンミッシェルに次ぐ人気の遺跡らしいです。



遠くから見た城壁の上の部分。かなり大きいことが既に分かります。



城壁の中へは何時でも誰でも入れます。大きな町でレストランもホテルもカフェも観光用に何でもあります。一部の城内展示場は9ユーロでした。



近くで見る城壁。とんがったスレート屋根が特徴ですね。















聖堂に入ったら三人の合唱が始まった。聖歌ではなくって現代的な合唱で、ついつい最後まで聞き入った。素晴らしい音楽を期待しない処で聴くと、余計に感動します。



城が高い台地にあるから登りますし、城壁内も広いから半日くらいは費やしますね。でも歩き疲れに匹敵する価値はあったよな。

2018-10-06 Carcassonne

今回の自転車地図はこちら



上の地図でS字の川がミディ運河。休息日で泊まっているCarcassonneの街の中を流れています。

実は下のビデオを見て、ラングードックを自転車で走る気になったのですが、このビデオの中にもミディ運河が出てきます。

四十分と長いですが、ラングードックの魅力を上手く捉えています。

https://youtu.be/mYB6lp4f0pI



運河に沿って自転車道があります。地道で細いし散歩の方もいますからゆっくりしか走れません。



運河を大きな船が行き来していて、ほとんどが個人の遊び用です。船で生活しながら何日も運河を伝って旅行されたり、家族や友人と船上で遊んだり。

何年か前に運河で旅行に使えるレンタルの船があると知りました。本気で借りて操船しての旅を考えましたが、かみさんと二人なら係留できるのですが、一人旅の今は無理なんです。

羨ましいなあって、指くわえて見るだけ。



今日はカレーライス。ルーだけは日本から持ってきました。お米はタイ米。明日の朝は味噌汁と卵かけごはんです。

一ヶ月を過ぎると食べたくなるのがカレーとごはんです。

2018-10-05 Mazamet - Carcassonne

今回の自転車地図はこちら



後半の七区間目。



爽やかだったMazametともお別れ。泊まった宿がとても良い宿で、朝食は皆が同じテーブルで食べるのだけど、二日とも私と二組のご夫婦が一緒だった。

一組は六十才くらいのご夫婦で、もう一組は八十才くらいのご夫婦。英語で日本のことや旅行のことを話したが、品のある方々で別れ際も玄関まで送ってくれた。



今日も登りで始まります。朝日に向かって一生懸命。



道に栗が落ちてきています。拾えばすぐに二三十個になりますが拾いません。

三四年前にフィレンツェからコルス島を走ったときに栗を拾って悪いことばかり起きたのです。それから栗は拾わない。



何が起きたのか原木を満載したトレーラーが横転しています。サイレンを鳴らして警察が来たから直前の事故です。対向車線に倒れています。言い換えると自転車で走っている時だったら私が下敷きになっていた。怖いですねえ。



登りは終わりました。道が別れて車の来ない細い道で下りが始まりました。とことん車が来なくて、道を間違っていないか心配になった。



登りは十キロで終り。下りが四十キロ続きます。車の来ない道が長いと心細くなる。



とうとう舗装の上に砂が貯まった道になりました。車が通らないから砂が貯まる。下りの砂道はとても危険です。ブレーキをかけると滑るしハンドルを曲げても滑ります。

この状態が三十キロも続くと思うと顔がひきつりました。



十キロで村がありました。村があるから車も居ます。舗装の上の砂もなくなった。

プロバンスと違ってラングードックは手強い。

2018-10-04 Mazamet

今回の自転車地図はこちら



この街は爽やかだし、休息日だから町に出て歩きます。いつもは建物や通りや人を写して回りますが、今日はもう少し近づいてみました。



鍵穴とその回りだけツルンと光って、このドアを開ける人の仕草が見えてきそう。







このノブを鳴らすのはどなたでしょう。







日差しと柔らかな風を感じながら。



元気そうでしょ。腰も膝も痛くありません。おなかも普通だし身体は言うことなし。

普段の生活で身体を整える日課に朝夕のストレッチと筋トレがありますが、旅行中も毎日欠かしません。

旅行で自転車に長時間乗っていると大腿など筋肉痛が出ますが、ストレッチと筋トレは何故か痛みを和らげますね。

あと三週間、身体を整えながら事故なしに走り切ります。
今回の自転車地図はこちら



今日は後半の真ん中を走ります。



すごく高木の林の中を走っています。頭上の木の量が多いから道が暗い。今日も寒いのに陽が差し込まないから、余計に寒い。



かなりの距離が湖畔ですが、木立の隙間から湖面を見る感じ。この湖で水上機が離着水を繰り返しています。何かの訓練かな。



今日はずっと林の中です。車はほとんど通りません。私の貸し切りみたい。



宿の町 Mazamet に着きました。思っていたより明るくてすっきりした町です。



宿は古い三階建を小綺麗に改装されたもの。自転車は屋内の倉庫に入れてくれます。



荷を片付けて食材の買い物も済ませて、ベッドでほっこりしたところ。野宿を覚悟した時を思い出すと余計にほっとします。
今回の自転車地図はこちら



後半11区間の5区間目は後半の最難関。



今日は冷え込みました。防寒下着と上下のカッパを着こんでの登りでも汗が出ません 。



宿を出て直ぐに始まる急傾斜。高度差600mの一直線の登りは二時間以上かかる。半分は押し歩きで頑張ります。

しかも登ったあとに来る細かい昇降の繰り返し。これが実に苦しいのです。



だいぶ登りましたが、まだまだ。



やっと急傾斜が終わると、強風が待っていた。走りながら中央線に押されるのが怖い。



強風で作物が寝ている。おまけに手が痺れるくらい気温が低い。

ここからは写真を撮る余裕を無くしました。走るのに必死です。

やっとたどり着いた宿は山を登り詰めた山中。二泊の予約はネットが使えるのが必須。聞くと接続はできないと言う。

これは別の宿を探しに村まで戻るべきと思って一時間走った。小さい村は20分で一回りできる。ところが宿がない。マッブにある二軒の宿は閉まっている。寒さを凌げる野宿場所を考えた。

閉まっているけど宿の軒先を野宿場所に選び、ひょっとしたら宿主が現れるのも期待した。

断った宿にもう一度頭を下げるのも悔しいし、山中への登る元気も失せていた。いよいよ陽も傾いて覚悟を固め始めたら宿主の車が停まった。

この宿には泊められないから知り合いのレストランに頼んであげると、願ってもないお言葉。助かったあ!

きつい道程、寒さ、強風、野宿寸前。とんでもない一日でした。


後半11区間の中でも今日明日が難所で、アップダウンが激しい。



此処はLanguedoc地域。私は最近まで聞いたことがなかったし、日本ではあまり取り上げられる地域ではない。

旅の計画段階でJean-lucにLanguedocを走ろうと思ってると言ったら、とてもエキサイティングだと言われた。



今日のコースはプロバンスとガラッと変わります。土の色が赤い。赤い土の大地は凸凹が滑らかです。



その滑らかな凸凹の大地を使ってMTBのコースにしています。



写真の右上から左に降りてきてクルッと回って右下へ降りる大規模なコースですが、人が写っているのですが小さくて見えません。



これが赤い土の地層なんですが、きれいに堆積しています。



印象としてプロバンスが女性的と見ると、ラングードックは男性かな。

雷の予報が外れて好天の一日。気持ちよく旅日記をアップして眠りに就くのが日課なんですが、宿のネットが又もや駄目で書き込めませんでした。

へ戻る