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大空へ

まだ飛べないのに巣から落ちたツバメ。グーパーを保護して一緒に暮らした18日はあっという間でした。

夜が明けて朝の食事を与えたら自然界に返します。暮らした和室の二つの窓を開け放って、グーパーが自ら飛んで大空に旅立つのを見守ります。

落ちたであろう巣に居た兄弟は既に巣立って親鳥共々辺りにいません。親鳥や兄弟に巡り会えるかが一番の心配です。

巡り会えたら餌の捕り方も教わるでしょうし、仲間と楽しく生きると思うのです。

もしも仲間に出会えず、餌も捕れなくて空腹に耐えられなくなった時の為に、和室の窓は十日ほど開け放っておきます。好きだった餌も皿に盛って。

困ったあげくに過ごした和室に戻ってきたら、来年に仲間が帰ってくるまで一緒に暮らそうと思ってのことです。

野生の強さを信じて、仲間に出会えることを祈って、グーパーとお別れです。

巡り会えた仲間と一緒に窓際に来て、揃って頭を下げて「ありがとう、会えたよ!」って知らせてね。

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