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少年の頃

昨日は吹雪の中で薪のコンテナをトラックから下ろした。軍手は次第に濡れてくる。吹雪く気温は氷点下で軍手は凍りそう。

指先がシビレて動かなくなる。このかじかんだ手の感覚で小学生の頃の新聞配達を思い出した。

雪道を積んだ新聞で重い自転車を押し歩いて五十軒ほど一軒一軒配るのだけど、手がかじかんで括った新聞の束から一冊が抜き出せない。手袋を脱いで素手につばを付けて抜いたのを覚えている。

新聞店に戻ってストーブに手をかざすと、指先がむず痒くてなんとも不愉快な感触。痒さをこらえて指が動くのを待つ。

思えば舞鶴も雪が多かったなあ。

好んで来た長浜も雪国。昔も今もむず痒い指先は10分を待たずに戻ります。

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