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風靡

私が五年先の年齢でピーナッツの姉がなくなった。目元と頬がとても印象に残っているけど活躍されていた頃のこと。最近は消息すら知らないでいたが何故か二人の歌はよく口ずさむ。ウナセラディ東京は特によく口から出る。

歌うと二人の顔が浮かんできてあの頃の私が蘇る。ピーナッツの歌を知っている方々がいるかぎり消えない二人だけれど、知っている私たち年代が消え去ったあとにピーナッツも消える。それが人の世の流れ。

伊藤エミさん安らかに眠ってください。妹ユミさん頑張って生きましょう。

これも運

昨日は会社を休んだ。ストーブで燃やす木を調達するのにプレカットセンターや製材所は営業日に行く必要があるか ら。車で10分の中西製材所は3月に初めて訪問して軽四いっぱいの材木をいただいて帰った。社長自ら応対してくださって「これからも来なさいよ」と嬉しい 言葉をもらっていた。

二度目の昨日はしっかりと覚えてもらっていたどころではない。新築の棟上げに使われる柱や梁の積み上げられた一軒分を「持って帰りますか」と云われる。新 築にどうして使えなかったかは云ってもらえなかったけど組み立てるための加工は終わっているから再販できない。

二つ返事で「有り難くいただきます」といったら「クレーン車で運んであげるよ」とこれまた嬉しい話。四トントラック一台で積めるかどうかの量で軽四で手で 運ぶと重労働。山に置くにしても場所の準備があるので運んでもらう日は後日連絡ということで端材だけ積んで帰路についた。

山に戻りながら薪小屋を建てるために丸太の皮むきをしているが、いただく柱材を使えば長さを揃えるだけで簡単じゃないかと思った。地主さんにその話をすると「加藤さんは運が強いね」のお言葉。私もほんとそう思います。

いやぁ、有り難いことです。

柱時計

汗をかく力仕事に腕時計は使いたくない。まして山仕事では壊れやすい。かといって時計なしではちょっと困る。


こんな時計を落札した。大きな文字盤と時報が山に向いているからです。ゼンマイを巻くための穴が二つ見えますがこれは電池時計。でも毎時に金属棒を叩いて音が出る。

これを山に持ち込むべく前夜に自宅で使ってみた。心地がいいのです。ボーンボーンという時報の和音がなんとも穏やかな気持ちを誘います。幼少のころの緩い 時の流れに変わったようでゆったりして。チクタクという機械音はしませんがボーンボーンが好評で婆ちゃんもカミサンも「五時だっ」って楽しんでる。

結局は山に持ち込まずに自宅で使うことになりました。寝るときは音が出ないように音スイッチを切って......ぐうぐう。

山時計をどうするか思案中。

わたし

訪欧前に風邪を引いて体がガタガタし始めた。あれから一ヶ月が経つ。普段から体との対話は深いけれどこの一ヶ月は一時も忘れたことがない。

原因とか対処方法とか問題は山積していたからの結果だけど、この一ヶ月の出来事が体との付き合い方を劇的に変えてくれた。体重を減らすと宣言しながら減っ ていなかった。今、少しずつ着実に減っている。食物も変わったけど前より食事が充実している。足の痛みが完全になくなっていないから運動が充分でない。こ れもじっくりと構える。

転んでも何かを拾って立ち上がる。それが私の人生だ。

桐生人

えらいことになってきました。


この写真は4月に孫や婆ちゃんと地主さんの山奥の水田に流れる小川で沢ガニを見に行った時。昨日は同じ場所に地主さんの薦めで梅の実を採りに行った。


この写真の水色部分が地主さんの水田。一帯の水田の中に年末に急逝された方の畑があることは知っていたが梅を採りに行く道すがら地主さんの水田以外まったく田植えがされていないことに気がついた。

地主さんに聞くと全て亡くなった方の畑で今年から誰も稲作をしなくなったと聞かされた。相当広い土地を一人で稲作をされたこと自体驚きだったがこれから誰も使わないと知って寂しくなった。

こうしてどんどん水田が放置されていくことが寂しかったのです。地主さんとそういうことを話していると「加藤さん、私の山で稲作せずにこの方の水田でやりなさいよ」「奥さんに私から云えば二つ返事で借りられますから」と云われるのです。

水も良く作業がしやすくて地主さんの水田に隣接する赤枠の二枚が良いと場所までご指定。もう一度見に行きましたが無茶苦茶広いじゃないですか。一家三人で一年食べても余るくらいの収穫だそうです。

まだ決めていませんが私が桐生の地にのめり込んでいく速さと深さが恐ろしくさえ感じます。地主さんと巡り会って一年半。こうも事態が変わっていくことが怖いくらいです。

山料理


上がカレーのルー、左がクロアチアで買った豆、右が山椒と昆布の佃煮、下がトマトソース。広いからこれだけを一度に煮込んでお茶も湧かします。


ピザです。フライパンをストーブに埋込んで石を置いてピザを浮かせて乗せ、ガラスの蓋をして焼き加減を見ながらできたピザ。

四人とも美味しいと好評です。でも、家の鋳物ストーブの中で焼くピザに比べると一枚下。遠赤外線の当たる量が違うのと上面からの熱が少ないから。鋳物ストーブで焼くとチーズもトマトもベースも味が濃い。ま、鉄板ストーブでも電気やガスのオーブンよりは美味いですが。

今日はこのほかにうどん、焼き餅、焼き芋を作って食べた。最後にシフォンケーキを焼いて持ち帰り。このケーキが大好評で家に来た人は皆が美味しいと云います。

自慢のようですがほんと美味いんです。料理だけじゃなくっていっぱいいっぱい遊んで、あっという間の一日...で...し....た。

連休

土日のお休みだ。雨ばっかりの週日だったのに今日は雨がないみたい。週末外泊の孫と婆ちゃんと相方の四人で山遊びじゃ。間伐で貯めてある杉や檜の丸太の皮むきをして薪小屋を建てる作業にとりかかろっと。

今日は鉄板ストーブでピザに挑戦する。上手く焼けるかなあ。写真を忘れんように撮っておこ。

さっ、行動開始っ。

治りませんわ

クロアチアを再訪するにはどんな飛行機があるか調べている。PEX航空券を使うとドイツのフランクフルト往復が6 万円台で飛べる。そこからクロアチアのアドリア海沿岸に入るにはクロアチア航空が便数が多く値段も往復3万くらいで飛べる。飛行機は十万以内で飛べると分 かった。ただ帰ったばかりで体も充分でないから予約するところまで気持ちが乗らない。

一方、急遽帰国した世界一周航空券の残りが名古屋→那覇→ソウルで完結する。その期限は10月いっぱいだからそっちを煮詰める方が急がれる。

沖縄は自転車で走り尽くしたし、韓国の道路事情を思うとソウルから自転車で走りたくない。自転車なしの旅をはじめて練っている。これがけっこう面白い。ク ロアチア再訪は一時お預けにして那覇ソウルを寒くならないうちに行こうかなと、まだ痛い足で思案する旅馬鹿がここにおります。

菜食

三食とも一鉢の野菜サラダを平らげている。これが美味しい。生野菜に干しぶどうとかナッツとかサイコロチーズを乗せるときもある。トマトソースやガーリックオリーブオイルで和えている。

魚を含めて肉はほとんど口にしない。ずっとこのままじゃないけれど今は食べない。野菜に飽きると思っていたけど意外や意外もっと欲しいと思うようになっている。

ご飯かパンを少しとヨーグルトとかミルク。カロリーが減っているけどなかなか痩せません。足がいまだに痛くて運動が少ないからかな。動き回れるようになると野菜だけでは腹減るやろなあ。

でも野菜が自分の体に合っているのがよくわかるから続けます。

やっぱ好きやねん

永く聴かない歌を最近は好んで聴く。長時間の機内では本を読んだりストレッチをしたり居眠ったりするが先日の機内は痛いので我慢我慢の一点張り。

その時に聴きたくなったのがやしきたかじん。



月のあかり見てたら
少し涙 こぼれた
電話の向こう 笑った声
聞こえない ふりしたけど
気付かないと思うとるん?
うちのことは 遊びやと
正直者の あんたの嘘は
子供かて 見破るわ


「なめとんか」とか「ICHIZU」が気持ちに響いた。帰ってからも部屋の4343Bでかき鳴らす。今日は上田正樹を聴いた。二人とも港の黒い海から這い上がるような感覚。ま、今の私に響く歌。

あっ、二人とも大阪や。

眠い

まだ自転車に乗れる足じゃないので単車で出勤。会社で椅子に座っても疲れるのが早くて眠くなる。弁当食べたらうつうつと居眠り。これが気持ちいいんだなあ。


帰りに久木野工務店に寄ると材木入れにしているケージに掲示板はきっちり下がっていた。工務店の人に「あれっ、7月帰国じゃなかったの」って云われたけど掲示板が役に立っていた証拠。

空だったケージには木がいっぱい入っている。単車に積んで2往復して山に持ち帰った。たいした動きの一日じゃなかったけど帰ると疲れがどっと出て7時に寝床に入った。

体がごてると始末が悪くて手に負えんから仰るとおりに寝てもらいました。

四歳

土曜日に娘夫婦からバーミューダショーツをもらった。乳の日だそうです。のぞみちゃんはその時は手ぶらだった。昨日夕食を食べていると母親とのぞみちゃんが来て手紙をくれた。絵が描いてあって私とカミサンとグーちゃんの顔。一生懸命に描いたのが伝わってくる。


この写真の手紙がそれだけど木に「けん」と書いてあるのはクロアチア出発前に泊まりに来たときに書いたもの。のぞみちゃんが生まれて初めて書いた字が私の名前なんです。

私が父親だった時、娘がのぞみちゃんくらいの四歳の時は家を顧みない生活でたまに娘に会ってもろくなことがなかった。近所の公園へ二人で行って頭から滑る ように仕向けたら前歯を折った。酔って帰って子供を抱いて「高い高~い」ってやると電気の傘でカッシャンと頭を打つ。助手席にポツンと座る娘を忘れて急ブ レーキを踏んだら娘は前面ガラスまで吹っ飛んだ。

とにかく泣かしてばっかりでろくな思い出がない。その娘が産んだのぞみちゃんには随分と遊んでもらってるんです。そのうちに泣かすと思いますが。

巣にこもるな

雨の日に山に入って何をするのか。と疑問に思われた方もいらっしゃるでしょう。


これは池の畔の小屋の前と横。左が小屋の前で作業用の鉄製テーブルがあって木工や鉄工をする場所。右が小屋の横で廃品改造テーブルと椅子があって食事や休憩場所になっている。小さく見えている鉄板ストーブで料理する。

小屋の前も横も雨が降ったら写真のフライを小屋から張り出して雨を凌ぎます。強風を伴う雨の日は張りませんが昨日のような雨なら大丈夫。日除けにもなるフ ライ自体は二千円ほどで買いましたが支柱は山の木や竹。自転車屋さんでもらった古チューブでフライをピンと張る。設営は10分ほど。

昨日は料理をしながら刃物を研いだり草刈機のカッターを研磨したり木製の砥石箱を作ったり.....。足が痛くとも一日動いてました。


これは池の畔の樹上に作られた小鳥の巣。昨年の巣で毎年作り直すから空き巣です。小鳥の巣はこれで五つ視認した。この池に水色鮮やかなカワセミが来ますが五つの巣の中にカワセミの巣があったかどうかは分かりません。

雨でもこうして山で過ごすのが楽しい。今日は雨が止みそうだから.....。

減量中

今日は夜明け直後に桐生の山に入ります。久しぶりやなあ。

天気は雨だから料理に徹しよう。鶏ガラでスープを煮出して、クロアチアで買ってきた豆を煮て、昆布を山椒で煮て、手作りトマトソースを煮込んで.......。ガスも電気も使わずに楽しむ料理。


これは二年前にヤフオクで1円で落札した変なつばの付いた鍋。これをストーブに納めてオーブンに。ケーキやクッキーも焼くけどハンバーグとかローストチキンにも使うつもりで買った。


この鍋でクロアチア出発三週間前にシフォンケーキに挑んだ。鉄板ストーブの穴にぴったりで耐熱ガラス蓋で中が見えるオーブンになった。上手く焼けたんです よ。だから今日もシフォンケーキを焼く。バターを一切使わずサラダオイルちょっとだけだから比較的カロリーが低い。

痛風発作前より二キロ減量できているけど、合計五キロの減量中だからケーキが焼けても食べません。作るだけでも楽しいです。って、ちょっと痩せ我慢。

日野の速水さん


風邪で熱を出す前に落札していた裁縫箱を海外から帰るまで預かってもらっていたが昨日手渡しで受け取った。桐生の山小屋で小さな物をかたづけるのに使おうと思って落札した。ライター、釘、ビス、ピンセットなどを入れようと思って。

持ち帰って歯ブラシや濡れ雑巾で奇麗に掃除した。右の貝細工が貼られた裁縫箱には裁縫道具や糸やボタンが入ったままだった。住所と名前と子供の生まれた日が書かれた神社の出産木札も入っていた。滋賀県日野の方です。

生年月日から子供の今の年齢は六十歳。そのお母さんですから八十歳から九十歳かな。嫁入り道具として裁縫箱を持ってきて初産の子供のお札をここにずっと入 れていた。六十年間です。これも推察ですが母が大切に使っていた裁縫箱だけど亡くなったから他の遺品と一緒に処分されたんじゃないかと思った。だから裁縫 箱の中の要らない物も入ったままじゃないかと。

このお婆ちゃんはとても物を大切にする方だと中を見て分かりました。糸巻きに少ししか糸が残ってないのにきちんと置いてある。ボタンは糸を切ったまま入っているのはシャツは雑巾にしてもボタンは残した。


この写真は全ての引き出しの折り畳んだ下敷きの一枚。家島群島の観光旅館のパンフレットで、一泊二食付き九百五十円の案内です。

落札した裁縫箱に込められていた持主の人生と生活感。大切に使います。日野で暮らした嫁入りから亡くなるまでの人生日記です。もうひとつの無言の裁縫箱にも同じくらい人生物語がある。焼却されずに世に残って私が使える巡り会いに深い思いを感じます。

壁に耳

今日は出勤です。単車なら手と足の両方でブレーキだからちょっと安心。車より気持ちが良いから好きです。

お客さんに海外へ行くと云ってないから知らないはずなのに、面白いものでどこから情報が入るのか毎回一人か二人から云われます。「どうやった○○は?」って。

「なんで知ってるの?」って問いませんから出どこは分かりませんが意外とこのサイトだったりして
。今日は「もう歩けるのか」って云われるかも。

明日へ

クロアチア旅日記は昨日で終わります。読んでくださった方、ありがとうございました。最後に書き残しておきたかったことをここに書かず楽旅楽夢の最後に付け加えました。

痛風発作も治まってきてブカブカの長靴なら履けるようになり長靴で車も運転しました。治まりは自分自身の新たな闘いの開始です。きちんと体を整えて明日に向かいます。

クロアチアの旅日記は

楽旅楽夢に移しました。

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