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野生


この肉は桐生の山で枯れ枝を燃やしていたときに地主さんの友達が偶然来られてくださったもの。

滋賀県に限らないが鹿が増えすぎて農業や林業の被害が目に余るようになっているらしい。ちょっと前までは保護動物で狩猟は禁じられていたが猟をして欲しいと県が依頼してきたと。

鉄砲仲間と猟犬でしとめた鹿の肉だと云われたがまさか山に入って早々に鹿肉が手に入ろうとは。食べ方を聞いて刺身が美味しいと云われたが薪ストーブでローストにした。これが淡泊で癖がなくとてもうまい。刺身と云われた理由がわかる。

世界各地を自転車で廻ると牛や羊の牧場のほかに鹿の牧場がある。西洋に限らず鹿肉は重宝される高級食材。

桐生での生活が面白い展開になる序曲かなあ。

布製トランクにガラス瓶


NZで買ったパッションフルーツのジャム。帰国して荷を開けると割れていた。丹精込めて美味しく作られたジャムをこのまま捨てるのは後ろ髪を引かれる。

危険なところは捨てたけどジャムのかたまり部分をスプーンで少しずつ取り出して細かい網でこしてガラスの破片を見つけて取り除いた。


ひょっとしたら小さな破片が残っているかもしれないからパンに付けてガブッと食べるのはよそう。柔らかいヨーグルトのトッピングにして一口ずつ確かめながら食べよ。

このジャム売ってくれた小さな店のおばちゃん。大丈夫かなあ。

今日も

「救い出した」という文字をニュースで探し続けています。でも既に息を引き取った貴方。怖かったでしょう。痛かったでしょう。最後だと自覚したときの気持ちを思うと辛くなります。

どうか安らかに眠ってください。そして風になって、水になって地球を廻ってください。春のそよ風になり、雪解けの水になってずっとずっと地球を廻ってください。

今日は

書けません。ごめん。

地震

第一報を知ったのが会社の席で午後1時。マグニチュードが昨年より小さいので大被害ではないだろうと思ったが、その後のニュースで沢山の死者。

十日前に居た町だし閉鎖された空港を離着陸したのだから人ごとではない。
あの古くて美しい町のがれきを見るといたたまれない。救助が進み被害が拡大しませんように祈ると同時に自分に何かの手助けができないか考えよう。

それにしても私が旅先から戻って直ぐの地震が止まない。どうしてこうなるのかわからないが一度や二度でないから怖い。一番最初が神戸の地震で二日前にオオ クラに泊まっていた。宿を出て阪神高速を走って帰って二日後の倒壊した高速道をテレビで見てぞっとした。

それ以後数えていないが訪れた先々で訪問直後に地震が起こる。偶然も重なると嫌。

桐生に入る薪建爺!

桐生に借りた山を実際に使うにあたって地主に会いに行った。年末に手紙を書いて山を使う目的や、心がけなどを書き留めたのだが、なにより賃料を払っておきたかったから会いに行った。

奥さんも一緒にお話しできて「使っていない土地だから自由に使ってください」とご夫婦からあらためて云われて嬉しかった。賃料は最初から意識されていない様子で、話の最後に封筒を差し出すと「いらない」と返される。

とにかく受け取っていただかないと使うにも使えませんと云って無理に受け取ってもらったが、月額五千円の五年分で三十万円ですと云うと「えっ、そんなにっ」と驚かれた。

でもなんとか納めてもらってほっとして帰ったのだけど、あんなに広くて何にでも使えるところを自由に使わせてもらって、月額五千円は安すぎると何度も思っ たけど、ま、楽しいおつきあいをして「貸して良かった」と思われるようにしようと気持ちを静めた。

その翌日の土日に山に入った。枯れ枝を集め枯れ葉も燃やし、小屋に切る前の薪を運び込んだり。二日間があっという間に過ぎて子供の頃に戻ったような気持ち。

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