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もっと

ミラノで買ってきた香辛料二種。大きめのスーパーでずらっと並んでいた中の二つ。


信じられないが二つで三百円ほどだった。ひとつはコモ湖で食べたリゾットに使われていた。もう一つは分からないまま実験的に買った。

帰って使ってみるとイタリアを強烈に感じさせてくれる。香辛料をガバガバ使うのは好みではない。アクセントとしてそっと使うのが好きなのだけど、ひとつは「そっと」していない。口の中でパシッと弾けるときの香りの広がりが素晴らしい。

料理用の香辛料をお菓子にも使うことを知って面白く感じているこのごろ。もっと沢山の種類を買って帰ればよかったとアトノマツリ。でもなく次の旅へのイザナイか。

お裾分け

グーちゃんは牛乳が好き。休日の朝食はパンと牛乳などを庭で食べる私。すでに朝を食べたグーちゃんは遠くへ散歩に 出かけたはず。なのに傍へ来て私の顔を見上げて「にゃーーん」。牛乳をねだっているのだ。

野良だった子猫のグーちゃんが庭先へ入ってきて保護した日、おなかが好いているだろうと猫が食べられそうなものを探して牛乳をあげたら「ぺろっ」と平らげ た。

その晩に娘が大騒ぎ。「きゃーーーっ、私の布団に猫がうんこしたぁ。ピーピーやーーーーっ」。子猫のグーちゃんは気が引けたのか下駄箱の下で丸くなって じっとしていた。

あのときの牛乳を思い出すのかどうかは本人が言おうとしないので分からない。牛乳をコップに注ぐと、どんなに遠くにいても寄ってくるグーちゃん。

味噌汁

食物の嗜好が変わった。酒を飲んでいた頃の休日は朝食にご飯と味噌汁を欠かさなかったが、飲まなくなって二年近く 経って気がつけばパン食になっている。

体が欲しがるものを食べているだけなんだけど。思えば酒を飲むとある種の酵素を欲しがるのではないだろうか。今でもご飯に味噌汁は好きだけど、どうしても 食べたいとまではいかない。

あの頃、二日酔いで迎えた朝に何も喉を通らなくても味噌汁はすすれた。
二日酔いの朝にパンなんてパサパサして食えたもんじゃなかったよ。

自転車通勤

夜明けが早いから走り始めるのが六時前。半袖半パンで充分涼しく気分は良好。からだも快調。

帰りがたいへん。気温が35度で照りつける太陽。ボトルは直ぐに空になる。五条坂を越えて逢坂山の登り口に小さな寺があって湧き水がたっぷり。頭から足の 先まで心臓以外に水をぶっかけて腹いっぱい飲むとひんやりする。

そのまま逢坂山と近江大橋を越えてイオンで買い物。自宅に着いたらタオルを持って公園へ。頭から水をかぶってシャツとパンツを履き替える。

このあと口にするのがアイスキャンデー。癖になってますが「やめろ」と云わんでやってください。

近くの牟礼山の裾にある池に咲く蓮。


「ポン」と音をして咲くと言われるが今にも音が聞こえそう。涼しげで夏の情緒あふれるひとこま。

日照りがきつくならぬうちにと頼まれていた娘の家の足洗いの制作。穴掘り、川砂採取、セメント練り、石の配置と進むにつれ気温はうなぎ登り。午後二時で今 日は終わりにしたのは熱中症も他人事でないからね。

同じ暑いならと駅前のスーパー銭湯でサウナや釜風呂。何故か熱中症に無関係。久しぶりの露天風呂で気を安らげる休日。

夜はお好み焼きと焼きそば。これって真夏も美味いよな。

事故

旅の話は昨日で終わりのはずが事故のニュース。スイスの鉄道事故で日本人乗客に死者と重傷者が出たと知って人ごと ではないので少し書きます。

起きた場所は違うけれど自分が乗った列車を思い出すと、あの速度で横転するような事故は考えられない。原因はこれから分かるだろうが乗ったことのある人だ と一様にそう思うだろう。気の毒の一言では済まないけれど胸の中がすっきりしない。

イタリアに到着して直ぐに聞いたニュースが自分たちも乗ったソウルの空港バス転落事故。この事故で沢山の方が亡くなった。いずれの事故も自分たちの乗った あとで、とても気にかかる。

以前から訪れた旅先で大きな地震が発生することが度々あって胸の中がすっきりしなかったが、今回は天災でなく事故だから余計にすっきりしない。

事故で亡くなられた方々のご冥福を祈ります。そしてこのような事が続きませんように。

日本の夏

カラッと乾燥して寒いくらいのカナダから帰ると蒸し暑さがひときわだった。でも三日経つと「これがいつもだ」と体 が馴染んでくる。

早朝から薪ストーブの火を熾しパンを焼いて朝食。鮎の飴炊きにカレーの煮込み、カボチャを炊いてクッキーは韓国で買ったドライフルーツをあしらった。風呂 の湯も夏は薪で沸かしても早い。

午後から草津川の岸辺で木陰に入り静かにお茶。入道雲の空を見、川のせせらぎと少年野球の声。風が頬をかすめると涼しさが流れてくる。

日本の夏、このひととき、いいなあ。
昨夜の22時過ぎに自宅到着。

成田へ向かう機内で急病人が出て乗務員がてんやわんや。場所がアンカレッジと成田の中間。病人を寝かせてそのまま飛行したが空港到着後その人の搬出などで 一時間近く機内待機。命は大丈夫だった様子で一安心。

やっとの乗り継ぎで預けた自転車が出てこない。荷物の搭乗便表示は消えてコンベアは停まった。「またか」とカウンターへ行くと遠くから出てきてギリギリ乗 り継ぎ。

伊丹で外に出ると蒸し暑いこと.....皆さんを不快にしている梅雨なんだ。
汗かき、汗かき、バスと電車の乗り換え、乗り換えで帰宅であります。婆ちゃんは話し相手が戻って喜びます。就寝中の猫のグーちゃんが起きてきて「キョト ン」と可愛い顔して寄ってくる。自分の布団がとても寝やすい帰国の夜でした。

さて、久しぶりにこれから出勤します。

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