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豆料理

この冬、大豆、黒豆を初めて食材につかった。婆ちゃんは昔から大豆を昆布や根菜と煮豆にしたり、正月は黒豆をおせ ちに作っていた。

野菜直売所で豆を買ったときはこれというあてはなかったがパスタに使ってみたのがこれ。


トマトは沖縄のコザで買って帰ったイタリアトマト缶。缶切りで開けるって珍しい。日本のトマトは滅多に美味いのに出くわさぬがイタリアのは缶でも美味い。

ニンニクとベーコンをカリッと炒めて黒豆、山芋、ほうれん草を炒める。塩と香辛料で味を調えてトマトをぶち込んで煮る。酸味をまろやかにするのに牛乳とご ま油を適量入れる。

婆ちゃんもカミサンも「美味しい」と及第点。黒豆ってこんな味だったんだと感心していた。黒豆は一晩水に漬けてから弱火で柔らかくなるまで煮ておく。大豆 は次の機会にご紹介。

料理は楽しいわ。

消えては浮かび

少し寒いが家の外の雑用を片っ端から片付けにかかる日曜の朝。


先週集めた薪を切って積み上げる。貯まってくるのが嬉しいなあ。


夕刻の里山散歩でまたもや見つけたのが伐採された太いクヌギ。薪材としては最高級品。立命大と住宅地の間のグリーンベルトで遊歩道があるから市か県の所有 地。これは誰に断ればいただけるのか様子を見よ。


こうして田舎に住んでいると薪にする木はあるものなんだ。赤が自宅で緑が薪発見地。

やめると決めた薪ストーブが頭の片隅に浮かんでは消え......。とりあえず安い斧を探してみるか。

出発国

4月から燃油サーチャージが上がるので3月中の発券のために内視鏡検査を先日終わらせた。これで数万円の差がで る。

今回の世界一周航空券は韓国開始終了にした。いちばんの理由は日本が経由地になるから夏のヨーロッパ旅を終えて伊丹に到着し、冬のNZ出発まで京都に滞在 し関空からNZへ飛べるから。


これが日本発着時のカナダからNZへの経路でややこしく動くことになる。


日本が経由地だとこんなにすっきりと動ける。飛行回数が二回減るからNZで南島まで追加なしで飛べる。世界一周も回を重ねると上手く回れるようになるもの です。

内視鏡

先生がカメラを操作して見ている映像を私も同時に見られる。説明を聞きながら食道から奥へと進んでいく。一カ所だ け組織を採取されたが癌はないとの診断。

終わって三年前の胃壁写真と今回のを見比べて所見を聞いた。三年前と違うのは酒を飲まなくなったこと。先生は「とても奇麗に変わった」と云われる。組織を 採取したのは荒れた部分でピロリ菌による斑点とのこと。

カメラと別のエコー検査でも膵臓や肝臓もとても奇麗だと誉められた。なにはともあれ癌や類する異変がなかったのが嬉しい。さっ、これで安心して発券でき る。

冷たすぎる春雨

気温が上がらず冷たい雨が降る日が続いている。鉛色の空が続くと気も重い。こういう日は無理をして自転車に乗らな い。すると体が鈍ってくるから余計に気が重くなる。咲きかけた桜もつぼみをしぼめているように思うのは気のせいか。

今日は長旅予約前の胃の内視鏡検査。悪い結果が出ませぬように。青い空と暖かい春風よ戻っておいで。

病院をなめるな

昨日の滋賀医大\5,250円は特別初診料。「かかりつけ医との連 携を深め、初期治療は身近なかかりつけ医で、入院・専門的な医療は病院でという病院と診療所(医院)の役割分担を推進するため」にあるのだ そうな。

お金ケチって診察やめた俺の行動を見透かしたような、計られたような..。
厚生省の悪知恵にまんまとひっかかった「かとけん」改め「まぬけん」であります。

まあ風邪ひいて滋賀医大へ来られたら、たまらんわなあ。

病院

ここ10日ほど胃腸が変なので滋賀医大へ内視鏡検査の予約のつもりで行った。診察を早く終えて仕事に行こうと開院 1時間前に入る。待っていて貼り紙に気づいた。

「三ヶ月以上診察がないときは初診料とは別に\5,250円かかります」なんだこれ。よく考えたが何のための費用か分からない。案内で聞くと「200床以 上は徴収してもかまわないのです」の返事だけ。

大病院だけに必要な費用って何なのでしょう。気がつかなかっただけで肺の検査時も転倒時も払っていたんだ。待合いを出て今までに診てもらっていた内視鏡検 査の医院に足が向いていた。

薪作り-2

木を運んだり切ったり、思ったより重労働ではなかった。昨日に作った薪で何時間くらい燃えているのか分からない が、木さえあればこつこつと薪作りをするのは楽しいと分かった。


カミサンも運んで切って積んでのすべてをやる。力はないが大鋸で切るコツをのみ込んだようで交代で切ってくれる。積んでいく高さが上がるにつれ嬉しくなる ものだ。その薪が燃える炎も楽しいだろう。


今日は木を集めに行って庭に置いたが切るのは後日。代わりに大鋸の目立てと磨きをした。目立て前であれだけ切れるのだから次が楽しみ。

人それぞれに楽しいと思う場面は異なるが私には大好きで楽しくて活き活きできる薪作り発見。

薪作り-1


山へ。山というか雑木林で文化ゾーンのグリーンベルトになっているところ。回りすべてが県立 と国立の施設だからたぶん県の所有地。冬になって雑木林の手入れをされているのを見ていた。薪ストーブに関心があったから。


その後手入れで出た木の始末をされないまま二ヶ月以上経った。これは焼却には費用がかかるから木を腐敗させて土に戻すのを選ばれたと確信した。本来なら県 に許可をもらって持ち帰るのが筋だろうが.....。たぶん文句は言うまいと薪になる木をいただいて帰った。

庭に運び込み大きな鋸で切った。バッツグンによく切れる。軽く引くだけでスパスパ切れる。あまりにも簡単そうに切るもんだから相方が「私も切りたい」と。 なんと、スパスパ切るじゃないですか。


一本が30cmで前後二列に積んでこの本数が半日の成果。本来の薪は縦に割って乾燥をさせるが斧がないから丸切りで乾燥。

この薪を何に使うか。庭に石窯を作る。石窯で料理をする。長いので明日につづきを。

木樵(きこり)


大きな鋸を買った。一番下は比較のためで普段使っているもの。原木を切って薪にするために買った。三本で九百二十円。

「..秋田....」という刻印と「..横手....」の刻印が読めた。世に出たときは一本一万円は下らないと思う。チェーンソーで使われなくなったのだ ろうが年代物の高級品が安く手にはいるのだ。

楽に切れるチェーンソーもヤフオクで手にはいるがあの音が嫌だし化石燃料を使うしなあ。切るのが手に負えないと思ったら買うかもしれないが自宅の庭であの 音は出せないから鋸は要る。

今日、山に入ります。切れ味は如何に。

タッタソール


このシャツは三十年着込んだ愛用シャツ。婆ちゃんに頼んで襟を裏返して縫い込んでもらったのが五年前。それも擦り切れてどうしようもなくなった。かといっ て愛着のあるシャツだから捨てたくない、身につけていたい。


婆ちゃんにお願いした。背中の部分を継ぎ足してネッカチーフに。腕の部分は作業用のスリーブに。これでしばらく身につけていられる。

84歳の婆ちゃんは針に糸を通し、手で縫っていくのが楽しいらしく、できあがって私が喜ぶと笑顔を見せます。

婆ちゃん、ありがとう。

Seoul

ソウル空港は何度も行ったが今まで空港から出たことがない。六月のイタリアとカナダ旅の最初に寄港するが今回は一 泊か二泊しようと思う。韓国の美味いを堪能するのだ。ソウル市内までの交通も便利そうだし物価もそれほど高くはなさそうだし。

今回は日本発売の格安航空券で入るがフランクフルトへの乗継ぎに有利な朝の便を選ぶと高い。一泊しても同額ならそのほうが旨味があるということ。



韓国の地図で宿や食事どころを探すのだけどハングルはまったく読めない。英文字表現は発音がわからない。見ても聞いてもわからんところをどうして歩くか。 知恵袋よ目覚めなさい。

配ってよ

自転車通勤に変わってから在庫がなくなりました。使うけれど補充がないのです。何か分かりますか?

よくトイレで使います。風邪をお召しになるとよく使います。若いときは毎晩の戯れにもよく使いました。目覚めて寝ぼけ眼で変な形で固まったのを見ると可笑 しくもありました。

最近は毎晩ではなくなりましたが要ります。自転車では駅に行かないからくれないのです。歩道で配っていても自転車には何故かくれないのです。困っていま す。毎晩は要りませんが拭かないとコベコベになりますから。

欲しいのです。自転車にも配ってください。

君の名は

人の呼び方というのは面白いものでどうしてそんな呼び方になったのかと思う人がときたまいる。札幌の「和幸」さんを「あにゃん」がその例。

身の回りでは孫がカミサンを「あーちゃん」と呼ぶ。そのように呼べと誰かが云ったわけではない。勝手にそう呼び出した。孫から見ると大婆ちゃんと婆ちゃん がいるのだが大婆ちゃんを「ばーちゃん」と呼んで婆ちゃんにあたるカミサンを「あーちゃん」。おじょうずで「婆」を抜いたのか。いや二歳だもんね。上手い 使い分けのように思う。

私はあの方を呼ぶときに「おい」としか云ったことがない。これから「あーちゃん」と呼びましょか。

あくびが出そうな話でご免。

左義長

日曜に初めて左義長まつりに行ってきた。全国に左義長はいくつかあるが近江八幡の祭りは奇祭といわれ信長も輪に入ったとされる。

十基近い山車が二日に亘る練り歩きや喧嘩の行事を終えて午後八時に八幡宮で一斉に点火され燃え上がる。若者がそろいの法被をまとい、精一杯の力を絞って五百キロの山車を担ぐ姿は威勢がよい。

少ないけれど今日から祭りの写真を載せます。

三月十四日


休日の朝食。ストーブの上には目玉焼きとトースト。テーブルにはマッシュポテトと6種類のジャム。みんなストーブの上で作ったんだ。食事はコーヒーで締めくくる。このゆったりとしたひとときがすこぶる楽し。

たぶん次の点灯は12月。

ことば

海外旅行を自分で作るとき情報を求める先がネットになるのは致し方ない。五年くらい前の海外自転車旅のときに手に入った情報に比べると隔世の感があるくらい良質の情報が手に入る。

英語の情報が大半だから一生懸命に無い力を絞って読む。辞書を片手に読む。それを続けていると読む力が付いてくるのが手に取るように分かる。文字を読むというより行を目で飲み込むように変わってくる。

多少の分からない単語は分からないまま読むが、肝心なところは戻ってでも辞書で確認する。すると重要な単語は覚えてくる。

もう一つ、毎日見るサイトは日本語サイトだけだったが、何時からか英語のサイトを毎日読むようになっている。旅行情報にせよブログにせよ、強く関心を寄せて動けば、成せぬと思っていたことも成せるのだなあ。

地球のどこかで

間寛平が還暦を機にヨットとマラソンで世界一周中。マラソン中のトルコで前立腺ガンが見つかったがやめずに治療しながら走っている。雪の積もる寒いイランを一日五十キロにも及ぶ。

以前はサイトを見ていなかったがガンのニュース以後見ているが、
時には涙するくらい頑張っている。スポンサーやサポートする人たちの支援があるといえ、すごい奴だ。

動画で走り方を見るが毎日走っても足首、膝、腰に負担をかけない完成された綺麗な走りだ。

ガンバ寛平、走り切れよ!

http://www.earth-marathon.com/index.html

登る

六月のイタリアとカナダの旅。ほぼ走るルートが固まって宿も選び終えた。イタリアはスイス国境の山岳から湖水地域。



カナダも山岳でカナディアンロッキー。ジャスパーからカルガリーは四百キロで二千米越の峠が二回。やっぱり俺は山が好きなんだ。

ロッキー山中の宿は電気も通じてなく暖房もない小屋が三回。これが心配の種で積んで上がる食料はもちろん、燃料、寝具など重いのだ。今まででいちばん重い荷を積むことになる。

おまけに二千米の山中の天候は不定で完全装備が必要。タスマニアも苦労したがそれを上回るかもしれない。雷だけは落ちないでくれ。

不思議

冷え込んだ朝、冷たい雨の中を駅に向かい歩く。
帰りは雨がやんだから歩いて一時間半の山科駅まで歩く。
なぜだか歩きたい一日だった。

歩きながら、気がかりなことを考える。
思いが行き詰まるとこの歌を口ずさんでいた。
すると気持ちが落ち着く。

なごり雪も降る時を知り
ふざけ過ぎた季節のあとで
今、春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

君が去ったホームに残り
落ちてはとける雪を見ていた
今、春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった


不思議な一日だった。

空バス

世界の航空事情が変わりつつある。格安チケットではなく格安航空会社がどんどん増えているのだ。日本には関空にフィリピンのセブパシフィック航空一社が入ったが日本の発着料金が高いから一社だけなのだ。

そのシステムは席の指定なし、食事飲み物有料、映画音楽なし、高い発着料の飛行場は使わない、タラップまで歩く、などなど。四時間の飛行で1万円、二時間なら五千円が相場の料金。日本なら札幌福岡一万円か。空を飛ぶ乗り合いバスですな。

これが欧州、北米、アジアと次々生まれている。直接ネット購入のみが大半で旅行会社やエイジェントは手数料収入がないから扱えない。買う側は完璧に自己責任なのだ。

思えば昨年のオーストラリアでシドニーとタスマニアを往復したヴァージンブルーも格安航空会社だ。私も世界一周航空券を使わなくなるかもしれません。関心 のある方はネットで「Low Cost Carrier」や「LCC」で探してください。「格安エアラインで世界一周」540円という本も出ています。

飛行機は高いものという通念が利用者でも航空会社でも崩壊していくが、高くても高度のサービスを求める客もいれば、乗り合いでけっこうという客も乗れるということなのだ。JALの破綻と時同じくしての変化を私は好感する。

鍵かけ

久しぶりに\2,300-で買ったパソコン機器。USB無線Lan装置だが「Wi-Fiファインダー」あるいは「HotSpot Detector」といって単独で無線Lanの電波を検出表示する。


旅で急にメールなどを送受信したいとき、その場所に電波が飛んでいないかをパソコンを開けずにこれだけでチェックできる。自宅のパソコンは6カ所の電波をとらえていたが、こいつに検出させると8ヶ所出て無錠の電波も見えた。自宅近くを10分ほど歩くと無錠が三つもある。

たぶん旅先で大助かりに違いない。のだが、無錠無線LANを公道で検出して使うのは法的にはどうなのだろう。使っても良いと思って公開している人や団体もいるはずだが、面倒で無錠の方もいるだろうし。誰か教えてくれませんか。

大切なこと。この便利を手に入れた代替えに何を失うかは自分でしっかり見つめます。

寒肥

雨の休日は家の中に閉じこもりがちだが庭に出ると雨を喜ぶ木々の花と芽。


白梅は満開。土佐みずきはもうすぐ開花。滴って奇麗だなあ。雨の日にしか見られない場面。家の中では見えないんだ。自ら進んで外に出ないと見えないんだ。

寒肥はこの雨で土に染みこみ、根が力強く頑張って新緑を創り出す。もうすぐ春です。

熊本仙人

四月の阿蘇久住旅の内容が決まったが今回はいくつかの違いがある。伊丹からの交通費がゼロ。JALはマイルで無料。熊本空港からは自転車だけ。

食事はすべて自炊。空港近くで二人六日分のすべての食材を買って標高八百の宿に運び上げる。すべて自炊を選んだのは料理も楽しみのひとつにしたから。炭火 で焼き鳥したりクッキーを作って台湾茶や紅茶も楽しむ。阿蘇と久住の登山やサイクリングは手弁当。

この旅の食費、宿、交通費など全ての費用が一人一日三千五百円だから六日の旅の総計が二万円くらい。普通なら一日分だね。

二連泊と三連泊のどちらの宿もネット接続が駄目な山の中。ネット接続を優先すると面白く泊まれる宿がないからで近辺のネット接続を調べたが壊滅的。

思えば旅をしながら旅日記をネットで綴り始めたのが七年前、それ以前は旅の最中は休止して帰ってからアップしていた。今回はその時代に戻る。だんだん仙人になっていくようだ。

事故始末

昨秋のイタリア旅の最中に娘から追突されたとメール。保険会社の担当者に連絡して始末を頼んだ。

帰国して二ヶ月後に娘が憤慨して電話をしている。相手が事故の加害者で乗換時に任意保険継続を怠り無保険だったらしい。早速保険担当者に云って始末の継続をさせたのだが事故から六ヶ月後の昨日、またもや娘から電話。

事故時の病院から治療費が未払いとの連絡らしい。通常は自賠責で支払われるものだがこの事故はどうなってるんだ。

無保険で車に乗る奴に腹が立つし保険会社もいい加減で不愉快そのもの。久しぶりにカミナリ落ちるぞ。

宿

沖縄で泊まったコザの宿から手紙が来た。肉筆で私の自転車旅のことや写真のことが書いてある。

一泊二千円の安い宿だが早朝から主人が頼まれた客用にごはんを炊いて朝食を作っておられた。味噌汁、ごはん、野菜や豆腐などのチャンブルーが付いた朝食が 三百円だった。朝は屋外のカウンターに新聞を置きコーヒーや紅茶が飲めるように準備されている。コーヒー紅茶は五十円。

手紙には宿を始めて7年になり、七千五百人の客への思いがしっかりと書いてある。ヘルパーさんからの便りも入っていた。二千円の宿代で肉筆の手紙を書いて切手を貼って出す。

この宿は安いだけではないのだ。宿とは何なのか、仕事とは、職業とは何なのかを考え直させられた。こんな素晴らしい方が日本にいることがほんとうに嬉しく、誇りにさえ思う。

二十年ぶりに確定申告。二十年前は自宅の住宅控除を受けるためだった。
その後会社を興してからは税理士に任せていた。

今年から自分でできることは自分でするためだが久しぶりに目を通すとなんとも沢山の行為に税が課せられるのだなと感心する。申告する直接税以外にも酒、ガソリン、タバコ、消費税などなど間接税も沢山ある。

納める側からすると、きちんと納めても使い方が無茶苦茶だから嫌になる。国をコンクリートで固め尽くしているのもそのひとつ。使い方を誤らなければ半分以下で済むように思うのは俺だけか。

税とちがって年金は預けてるだけなのに我が資産と思って泥棒までする役人がいる国だからな。

流す

冬は屋外を冷蔵庫として使う。大きな鉢には食品を入れて猫に盗まれないように重しをする。大きな籐製のかごには野菜を入れておく。舞鶴で母親が暮らしていたときに教わった術だ。

母は積もった雪の中に魚や肉を保存していた。炊事場の窓を開けると外の棚に野菜や豆腐が置いてあった。窓を開けると雪が舞い込んで寒かった。雪が溶けて犬に肉を盗まれた時の母の顔を思い出す。

あの頃の便所は家の中でも一番端っこにあって板張り廊下を歩いていくが寒風を受けて凍えた。ケツをまくると汲み取り口から雪が舞い上がって寒かったんだ。

冷蔵庫の話から便所の話に流れっちまったが、今日の貴方も冷蔵庫のものを便所に流されたのは、ご自覚されてますよね。

謀る

毎朝体重を量る。と書いて「量る」でひっかった。体重測定は「測」で「体重を量る」と書く。ま、いいか。

本題は毎朝記録の体重がジワジワと増えておりまして11月から比べると2kg増えた。食事は変わらないし運動も変わらないのに増えている。ふと思って過去の記録を五年分くらい見ると、なんと冬は夏に比べて増えるのだ。

8月はおよそ72kg~73kgで2月が74kg~75kg。これは新発見だ。「寒さを乗り切るために脂肪が増える」と仮説をたてたけど無茶か。言い逃れか。それとも安心剤か。


婆ちゃんが外泊。ここぞとばかりにキムチ鍋。キムチと豚肉は炒めておく。二人で豚肉100gが動物性食材のすべてであとは野菜や豆腐。

スープは鶏ガラで焦げない程度の少なめ。味付けは醤油を少し加えるだけで旨味はキムチに頼る。ふうふう云って汗かいて。


仕上げにご飯を焦がして鉄鍋ビビンバ。ムッチャ美味い。鍋の底まで空っぽの食べっぷり。この冬二度目の婆ちゃん外泊キムチ鍋でありました。

ごちそうさま。

ぽっくり

沖縄の奥の民宿で囲炉裏を囲んでの夕食時、宿の主人や客と話が弾んだときのこと。主人が突然「この人はぽっくり死ぬよっ」とカミサンに向かって云った。どうしてそうなのかは聞かなかったが私の終わり方を初めて聞いた。

酒が原因で体を壊して死ぬとは万人が云ったが酒をやめてからは聞かなくなった。「ぽっくり」が本当だとしたら死に方としては最も望むところだ。回りの客も「それはいいねえ」と自分もそう云って欲しそうな身振りだった。

でもね、こういうことは思い通りにも、云われたとおりにもならないものだよ。

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